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「珈琲時間」3.8 【他者の死確認】

 

「珈琲時間」3 【現在の限定性を確認するための方法

「珈琲時間」3.8 【他者の死確認】

 

 人間の真我を考える契機になったことは、人間が死ぬという事実を垣間見たからである。2019年夏に、父親の死に遭遇したからである。人間が死ねば、死体を洗浄し、納棺し、そして石油を掛けて焼く。そして、最後に喉仏だけになる。この一連の過程を数日間かけて見た。そして、喪主として、彼の死体を焼くために、火葬の点火ボタンを押した。火葬すれば、肉体が復活することは100%ありえない。その儀式の最後の最終過程の責任者になった。

 彼は何をしたかったのであろうか。何のために生を授けられ、そして火葬場に運ばれたのか。世界あるいは宇宙という究極の存在者から、どのような使命をいただき、生を全うしたのか。そのような課題を中村天風からいただいた。その大きな課題は私個人にとって未だ朦朧としている。ただ、以下のことは確実に私の行動規範を導いている。人間は一つのことしか、現在の時間にできない。限定された時間、限定された自分の能力という思想が、今の私を支配している。知人、親類の死も、中村天風論に親しむ契機になった。

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