« 2019年8月 | トップページ | 2019年12月 »

中村天風の心境には至らない現在

他者への問いかけとその不可能性、しかし他者へと問いかける。その意思はどこから来るのか、理解していない。

 

0.他者に影響を与えることはできる。しかし、自分の意思に従って、他者を変革することはできない。

他者の距離感が問題である。変革する場合は、自分の内にその理想像がある。しかし、自分の思いとやることは区別されるべきである。

1.他者との無関係性

 他者の文章に直接的返信はしないし、できない。他者の要求に応えることはできない。この記事の本質と関係するが、他者と本質と関わり、他者を変革することはできない。他者の範疇には、親、子供、配偶者、親族、友人、知人、機能的関係者等も含まれる。すべての自分以外の人間を意味している。

 しかし、この命題は自分を絶対化することでもない。自分の現在の問い自体にも返答することはできない。そもそも、わからないから質問している。質問の内容もまた、要をえない。

2.他者との部分的結合

 私は、他者そして私も含めて、何らかの関係を持っている。命令することもあれば、お願いすることもある。しかし、それはなんかの限定された関係でしかない。ゼミナールの学生に論文指導をすることは、卒論論文という限定された関係でしかない。そのうちの一人と酒を飲むこともある。しかし、飲み屋を出れば、他人である。酒を飲むという関係でしかない。

 他者たとえば子供に対しても、影響を与える。部分的な影響である。ある人が死期を明示されて、それを子供に伝達することも不可避である。子供の人生を中断することでもない。親の死に反応する子供がいるだけである。迷惑でもない。

3.私の現状

 淡きこと、水の如し。この関係を他者とのどのような場面でも、貫徹できれば問題ないであろう。しかし、怒る。怖れる。嘆く。他者との関係において、このような消極的感情に支配される。過剰に他者に期待することによって、そのような感情が芽生える。中村天風を咀嚼していないからであろう。

追記

 思考が煮詰まった場合、単純作業はその解決に寄与する。ある人が、段ボールをフォークリフトで積み、そして下ろしていた。無駄な作業である。私の場合も掃除、片付けがそれに相当している。心境を調整することは、心つまり脳の活動だけではできない。身体総体を何らかの手段によって、静かにしなければならない。

|

« 2019年8月 | トップページ | 2019年12月 »