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敗北する地方自治体、函館市――新幹線新駅、新函館北斗駅対策は、自動車道の整備だけ?--『北海道新聞』批判

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敗北する地方自治体、函館市――新幹線新駅、新函館北斗駅対策は、自動車道の整備だけ?--『北海道新聞』批判

 2015年1月7日の『北海道新聞』において、「迫る道新幹線、遅れる自動車道」という小林記者の署名入り記事が掲載されている。この記事は第4面において掲載されており、単なる小林記者の個人的思いで書かれたとは思えない。むしろ、『北海道新聞』の総意であろう。また、新聞社の総意を超えて、函館財界そして北海道財界の総意であろう。 
 この記事によれば、北海道新幹線の新函館北斗駅開業に間に合うように、北海道南部の高速自動車網を整備すべきである。それは函館市だけではなく、函館財界の総意であるという。
しかし、北海道新幹線は貨物新幹線ではない。人員輸送に限定されている。北海道新幹線で東北、北関東そして東京から来た人は、本来であれば鉄道、軌道によって目的地に到着すべきであろう。
 高速道路の整備が地方の活性化に寄与するというのは、幻想そして思い込みである。高速道路が完成されることによって、函館に集客されると思い込んでいる。しかし、函館市民はその高速道路によって、札幌市にも行くことができる。その2面性を理解しないかぎり、自らの首を自ら絞めるという結果をもたらすであろう。
 また、函館は新函館北斗駅と現函館駅を結ぶアクセス鉄道の経営にも責任を負っている。高速自動車の整備は、その経営を圧迫するであろう。鉄道からきた客は、鉄道によって迎えることが適切である。

『北海道新聞』2015年1月7日第4面

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