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地方都市の破壊ーー高速道路無料化と禁煙思想

 都市内交通としての路面電車の役割が増大しています。しかし、現在の日本は、都市間交通としての高規格道路、高速道路の建設が加速しています。さらに、高速道路無料化という馬鹿げた政策が、景気浮揚対策として上っています。都市内の過疎化を進展させ、農地を破壊し、郊外の商業施設を活性化させようとしています。

 旧市街を破壊し、郊外において全国資本の商業施設を建設して、その利益を東京、大阪等の大都市へと還流させています。地方都市労働者は、所謂「下流階層」としてのみ生きることを許されているように思われます。年収、300万円程度の労働者が増大しています。

 高速道路無料化は、地方都市を中心にして進展します。地方の公共交通機関を衰退させるためです。この国の政策は、この点において自民党政権、民主党政権を問わず、一貫しています。

 また、タスポの導入によって、地方における個人経営の煙草販売店の多くが廃業に追い込まれました。これも、青少年の喫煙を阻止するという美名のもとで、地方都市における個人経営の商店を破壊する試みの一環と考えてよいでしょう。

 地方破壊は、健康増進、青少年の健全育成、景気浮揚という美名のもとで遂行されます。「小さきものの衰退」をこれらの美名が推進します。

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