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国境を超える路面電車?: フランクフルトから対岸のポーランド国境を望むーー二つの国家に分割された都市

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 フランクフルト・アム・オーデルは、日本でもなじみのフランクフルト・アム・マインとは異なる都市である。後者は、ドイツ金融資本の中心であり、国際空港もある。子供の教科書にも出てくる有名な街である。

 前者は、旧東独のポーランド国境に面している。ドイツと東欧の国境を定めたオーデル・ナイセ線上にある。このオーデル川の対岸には、ドイツ領から瀟洒な都市を展望することができる。この都市は戦前では、フランクフルトに属していた。この対岸の地域には、ドイツ領から路面電車が営業運転されたいた。戦後、一つの街は、二つの国家に分割された。この二つの国家を結ぶ路面電車は、戦時中破壊されたままである。もちろん、戦後、自動車が走る橋は、再建された。しかし、路面電車が走ることはなかった。分断されたままである。都市間交通としての路面電車は、まれではるが、無ではない。ハレ市とメルゼブルク市を結合する路面電車は著名である。しかし、国境を超える路面電車ではない。そろそろ、国境を超える路面電車を見たい。ドイツ・ポーランド国境線を変更することは、如何にドイツ金融資本が優越であっても、不可能である。戦後秩序の変更、ヤルタ・ポツダム体制は不変である。しかし、この秩序に基づき、国境を超える路面電車を設定することは、不可能ではない。


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