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討論 「美味しんぼ」における鼻血問題

 「美味しんぼ」における鼻血に関して、政府高官による事実上の言論弾圧が生じた。鼻血と放射能との因果関係が不明という理由であった。東京電力株式会社福島第一原子力発電所から100キロ圏において鼻血が多いという事実は、政府高官も認めている。因果関係が科学的に立証されていないがゆえに、風評被害を招くということだそうである。

1、 

 この問題に討論会を開催する。500字程度である。コメント欄に貼り付けることをお願いする。政治的立場は、問題にしない。投稿することが重要である。友人、知人と議論し、その成果を公表する。議論の過程が表出されることが望ましい。

2、

 複数の人間を代表して一人が投稿する場合でも、それぞれが500字の論稿を貼り付ける。複数の人間の間において、意見の相違があるはずである。この差異こそが、重要である。同一の意見には、ならないはずである。

3、

 なお、複数の人間を代表して一人がコメントを貼り付ける場合でも、複数の人間の名前(もちろん、ハンドルネイム)を投稿者欄に記入する。代表者のハンドルネイムも、コメント本文に記入する。

4、

 投稿者の属性つまり年齢、性、所属(会社名、大学名)、本名、家族構成、友人本名、恋人本名等を記入してはならない。ハンドルネイムは、「4文字熟語」とする。それ以外のハンドルネイムの投稿は、削除される。

5、

 

 投稿する際、個人のパソコンからの送信ができないことがしばしばある。大学等のパソコンから送信してください。それでも、送信できない場合、各人で工夫する。当方では、パソコンの技術的問題には、対処できない。文書を複写して、貼り付けるという作業だけが問題であり、それ以上の技術的問題には対応できない。

6、

 締切日を設定している。しかし、締切日当日に送信することは、危険である。パソコンの不調等が生じる可能性がある。卒論等も締切日に提出する学生がみうけられるが、締切日に提出する必要はない。余裕をもって行動することが肝要である。今後、当日送信による不利益に関して、当方は関知しない。

7、

  また、コメントは来週末まで公開されない。締切は、来週火曜日の深夜(2014年6月3日24時)とする。

8、

 コメントは終了しました。以後、コメントは受け付け不可になりました。閲覧は可能です。

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討論」カテゴリの記事

コメント

桃栗三年の意見で、表現の自由に反しているという考えがあげられたが、鼻血と放射能との因果関係が不明でありながら、今回のような表現をしたとして風評被害を招いている。これによって福島の人々に迷惑をかけているという点で、公共の福祉に反しているといえると考える。表現の自由は公共の福祉に反しない限り認められるものである。自分の思想などを表に出す場合にはそれなりの責任を持ち、他人が不利益を被ることがないようにしなければならないのではないか。この意見に対し桃栗三年は、風評被害があったのは原発問題が発生した時点のことで、美味しんぼの内容以前のことであり、むしろ今回の件は福島原発問題について考えるためのよいきっかけなのではないかと考えている。確かに原発問題の発生時点でも風評被害があった。しかし福島の人々による活動などで改善してきていた福島のイメージを今回の件でまた悪くしているということで、風評被害を招いた結果に違いはないのではないかと考える。薄れていた原発問題について提示することで、忘れかけていた危機感を思い出すことも大切ではあるが、福島の人々が不利益を被った事実に変わりはないのではないか。

投稿: 昆布出汁 | 2014年6月 4日 (水) 23時56分

美味しんぼが福島原発における鼻血問題を取り上げた結果、休載という処置をとることになったが、これは表現の自由に反しているのではないかと考えられる。美味しんぼにおける描写は取材による成果であるだろうが、そこに作者の見解が入ってくることは普通なのだから、美味しんぼの福島原発問題における内容は一つの見解として見ればよいのではないか。またこの意見に対し昆布出汁は、美味しんぼの内容によって福島の人々に迷惑をかけているという点で公共の福祉に反していると考えているが、原発問題が発生した時点で福島の人々の生活は脅かされた。そのため公共の福祉に反しているというのは、美味しんぼの内容以前のことであり、むしろ美味しんぼの内容は最近薄れていた福島原発問題について再び考えるためのきっかけであるのではないか。これについて、更に昆布出汁が考えたことによると、福島の人々による活動などで改善しつつあった福島のイメージを今回の美味しんぼの鼻血問題によってまた悪くしているということから、風評被害を招いた結果に違いはないのではないか、とある。しかし現実にあったと考えられている事実を隠ぺいしてまで福島のイメージを保つことに意味はあるのだろうか。事実を公にした上で福島のイメージを良くしていくことがよいのではないか。

投稿: 桃栗三年 | 2014年6月 4日 (水) 23時47分

「美味しんぼ」の風評被害について
                                
                                
百人一首
福島第一原発の放射能汚染について漫画「美味しんぼ」の中で触れられているようで、それが風評被害に繋がり異論が出ているようだ。私は環境科学物質エネルギー分野であるので、化学的な観点からコメントしたいと思う。確かに放射能で汚染されているかもしれない。しかし、本当は私たちは日ごろから放射線と関わっているのだ。その良い例が「じゃがいも」である。私たちが日ごろから口にするじゃがいもは放射線によって処理されているものが少なくない。目的は芽を出なくするためだ。この処理によって人体に影響が無いことも化学で証明されている。ましてや、放射能汚染によって鼻血が出てくるなんてことはないらしい(教授談)。しかしながら、漫画というメディアによってこのような誤った知識が広まってしまうことは、とても悲しい。私は、なぜ筆者が「美味しんぼ」内でこの記述を行ったかを知りたい。そこを突き詰めると、おそらく政府高官が鼻血が多いと認めたことが関わってくると思うが、これに対しても追及する必要がありそうだ。いずれにせよ、化学的根拠が無い中で鼻血と原発を結びつけるのはいかがなものかと思う。

百武彗星
「美味しんぼ」の東京電力株式会社福島第一原子力発電所から100キロ圏において鼻血が多いという事実についてであるが、私は直接的因果関係は無いと考える。そして復興に向けて必死に頑張っている福島の人たちに失礼だと私は思う。科学的根拠が無いのにもかかわらず影響力のある漫画がこういった掲載をするのはどうかと思う。たしかに、表現の自由は認められているが、この掲載により風評被害として福島が経済的にも精神的にもダメージを受けたのは明々白々である。先日、とあるメディアで作者は「独自のルートで取材をし、今回のような掲載に至った。」と話している。また、作者は以前から熱烈な原発反対主義者であったことから、取材に偏りが無かったのかなどが甚だ疑問である。とにかく、今回の問題で最近下火になってきているが、原発事故による放射線汚染の人体・自然への影響を人の偏った考えなどではなく、早急に科学的に調べを進めていく必要があると私は考える。

投稿: 百人一首 | 2014年6月 4日 (水) 22時36分

〈野菜生活〉
私は、人気漫画「美味しんぼ」の中で、東京電力福島第一原発事故後の鼻血の頻発やひどい疲労感についての表現が描かれた問題について、大々的に取り上げなくても良い問題であると考える。
 日本の国民が東北大震災を忘れかけているこの時期だからこそ、原発事故についての物語を書くことには大変意味がある。しかし、今回の問題ではその内容が、政府や福島県から「風評被害を助長する」など批判を受けている。そして、世論でも主に福島出身者とそれ以外で意見は分かれている。
 私は岩手県出身で、自己紹介をすると津波や原発事故などの心配をされる。今回の問題でも、風評被害が逆に広がっている可能性は否定できない。しかし、この情報を鵜呑みにせず、自分で取捨選択していく必要があると考える。今後も震災や原発関係の話はメディアで取り上げられていくことが考えられる。そこで、その情報に左右されず自己判断をしていく必要があると考える。
 以上のことから、今回の人気漫画「美味しんぼ」の問題はメディアで大々的に取り上げられているが、徹底的に批判する必要はないと考える。また、メディアに左右されることなく、情報の取捨選択と自己判断が必要であると考える。
〈則天去私〉
 私は「美味しんぼ 鼻血問題」は取り締まるべき問題ではないと考える。なぜならそれは誤解などではなく事実、可能性のある事象を伝えるドキュメンタリーのようなものだと思うからだ。
 確かに風評被害について問題はないがしろにはできない。私も東北出身ということだけで放射能云々について根も葉もなく言われることがあった。非常に迷惑極まりない。しかしそれ以上に私たちに与えられる事実というものがあまりにも少なすぎる。実際にどのように放射能が私たちの人体に影響を与えるのか、福島に住む人々にどのような影響が出ているのかなどあまり知らない。国や東京電力が臭い物に蓋をするように信用を落とすような事実を姑息に隠したがっているとしか思えない。ゆえに今回の「美味しんぼ 鼻血問題」は一種の情報であったと私はとらえている。
 科学的事実関係は不明であるという理由で弾圧されているが、まったく関連がないとは思えない。実際にそのような症状もあるなら隠されるよりもその可能性もあるという情報開示をすべきであると思う。
 以上より私は「美味しんぼ 鼻血問題」は風評被害を加速させる悪質的なものではなく、あくまで一つの情報としてとらえ、弾圧すべきものではないと考える。

投稿: 野菜生活 | 2014年6月 4日 (水) 22時00分

民本主義さんの意見への反論
私も民本主義さんの意見に賛同で騒ぎだけが感情にまかせて論理的でなく大きくなっているので、まず事実関係をちゃんと把握する必要があると思いました。感想としては、地に足の着いた直接取材に基づく、一次情報としての現実描写であるということ。その冷徹で忠実な客観性は、殆どドキュメンタリーのようで、福島の農家がいかに安全基準をちゃんとクリアすることに苦心し、おいしい農産物を売ろうとしているかを活写している。さらに、業者の買い控えにより財政的な苦境に陥っている農家を描き、その真の原因は、福島第一原発から今も漏れ続けている放射性物質であると批判をしていて「福島の真実」をちゃんと読むと、福島の豊かな食文化に対する畏敬の念と愛情、それを育んで来た土壌・自然が失われてしまったことへの嘆きが痛切に描かれていた。そして、そんな状況を引き起こした東京電力と何も有効な策を打ち出せずにいる行政に対する作者の憤りが伝わってきました。福島の人々を貶めようとする意図など全くないのではないのかと思いました。むしろ、その逆であり、福島への愛情で貫かれていることを、実際に呼んでまず自分の目で確かめて欲しいと思いました。

投稿: 出席確認 | 2014年6月 4日 (水) 20時20分

一日百善
漫画「おいしんぼ」内で「福島県内では疲労感や鼻血という症状の人が大勢いる」という表現がされ、風評被害を助長しているのではという問題であるが、私は作者を擁護したい。この件については作者の表現の自由を尊重した結果であり、また事実として原発事故後に福島県周辺では鼻血をよく流したと事前調査で調べた結果の上での発表である。原発事故により身体への異常が生じているということは証明されてはいないが、しかしその影響を少なくとも受けているということはおそらく否定できない。この漫画の事件が起きるまでは、福島第一原発の問題は無視することができないほど大きな問題であったのに、政府としては解決が難しく問題を遠回しにするしかできずにいて「この先どのように対策するのか」という問いかけの気持ちのように見受けられ、また福島周辺以外の住民にも「日本には忘れ去られてはいけないほどの問題が残っているのだ」という意識への呼びかけのように感じられた。しかしこの福島の問題に対しては多くの人々が自分の意見を持ち合わせているので不特定多数の人が読む漫画の中で意見をぶつけることは、表現の自由とはいえど少し自由の度合いを超えてしまっているのかもしれないと感じられた。

三寒四温
私はニュースで美味しんぼの漫画表現に対する風評被害の問題を知った。ニュースの内容としては美味しんぼの漫画内で主人公達が福島の原発の影響により鼻血が出てしまうものであり、これを福島原発の風評被害に繋がるというものであった。私は何故ここまで美味しんぼが非難されなければいけないのか理解できなかった。そのニュースでは前双葉町長の井戸川さんのインタビューがあった。井戸川さん自身も原発の影響で週に3、4回は鼻血が出ると言っていた。さらに加えて、何故今起こっている現実のことを書いている美味しんぼが批判されなければいけないのかということも話していた。私も井戸川さんと同意見であった。漫画自体は福島で起こっているありのままを書いており、福島に住んでいない人に現状などを伝えるためなのに、批判されるということは福島の現状を受け入れていないのではないかと私は感じた。福島の人のために、などと言っている人の内何人が福島の現状を知っているだろうか。知りもしないで風評被害だと言いまわっているのはそちらの方こそ問題があるのではないかと思った。

投稿: 一日百善 三寒四温 | 2014年6月 4日 (水) 18時32分

紅茶花伝

私は、美味しんぼの原作者である雁屋さんに表現の自由が保証されるべきであると思う。
今回の事案において、メディアの報道通りに実際に過剰な反応を示している人は私の周り
には少数であるし、大手メディアが取り上げることでいかにも社会全体が批判をしている
ような風潮になっているのではないか、というように思った。また、原作者の雁屋さん本
人が実際に原発の敷地内に入って取材を行っており、その時の実体験及び、取材で得た生
の声を基にしており、医学的根拠があるという人と、無いという人双方いるが、雁屋さん
本人の体験をもとにしているのなら、表現の自由から、自らの漫画に描くのは許されるべ
きであり、むしろそのような症状が出る可能性があることは表現の自由という問題以前に
社会が知っておくべきことであると思う。実際に福島県が発行元の小学館に「風評被害を
助長する」として抗議したことに対して、県内の市民団体が「事実の歪曲であり、漫画上
の描写は根拠のない風評ではなく、体験に基づく見解だ」という内容の抗議文を福島県知
事の佐藤雄平知事に送っており、福島県としては漫画の描写に対して抗議をしており大き
く取り上げられているが、もっと福島県の住人の意見も報道されるべきである。


伊右衛門

 『美味しんぼ』における福島での鼻血問題は、メディアでも大きく取り上げられ、作中での表現は風評被害であると言われている。しかし、私はこれを風評被害ととらえるのは間違っているのではと考える。
 そもそも風評被害というものはメディア等で流された情報が事実の有無に関わらず一人歩きをしてしまい、その結果それが1つの風評として世間に認められてしまう事を指す。今回のケースでは、福島において原発事故後に鼻血が増えたというデータそのもの自体は少なからず存在している。原発事故との関連性や医学的根拠が確立していないとはいえ、この2つを関連付けて考える人は必ず存在するだろう。データをねつ造してその健康被害を医学雑誌の論文に投稿していたならまだしも、漫画での表現、しかも作者の考えによって描かれたものまでもを風評被害になると考えていては、日本国における言論の自由は果たして保障されているといえるのだろうか。
 読み手側もデータに根拠がない事や、漫画の中の表現であることを理解して作者の1つの意見の主張方法であったと捉えるべきではないだろうか。

投稿: 伊右衛門 | 2014年6月 4日 (水) 16時51分

〈野菜生活〉
私は、人気漫画「美味しんぼ」の中で、東京電力福島第一原発事故後の鼻血の頻発やひどい疲労感についての表現が描かれた問題について、大々的に取り上げなくても良い問題であると考える。
 日本の国民が東北大震災を忘れかけているこの時期だからこそ、原発事故についての物語を書くことには大変意味がある。しかし、今回の問題ではその内容が、政府や福島県から「風評被害を助長する」など批判を受けている。そして、世論でも主に福島出身者とそれ以外で意見は分かれている。
 私は岩手県出身で、自己紹介をすると津波や原発事故などの心配をされる。今回の問題でも、風評被害が逆に広がっている可能性は否定できない。しかし、この情報を鵜呑みにせず、自分で取捨選択していく必要があると考える。今後も震災や原発関係の話はメディアで取り上げられていくことが考えられる。そこで、その情報に左右されず自己判断をしていく必要があると考える。
 以上のことから、今回の人気漫画「美味しんぼ」の問題はメディアで大々的に取り上げられているが、徹底的に批判する必要はないと考える。また、メディアに左右されることなく、情報の取捨選択と自己判断が必要であると考える。
〈則天去私〉
 私は「美味しんぼ 鼻血問題」は取り締まるべき問題ではないと考える。なぜならそれは誤解などではなく事実、可能性のある事象を伝えるドキュメンタリーのようなものだと思うからだ。
 確かに風評被害について問題はないがしろにはできない。私も東北出身ということだけで放射能云々について根も葉もなく言われることがあった。非常に迷惑極まりない。しかしそれ以上に私たちに与えられる事実というものがあまりにも少なすぎる。実際にどのように放射能が私たちの人体に影響を与えるのか、福島に住む人々にどのような影響が出ているのかなどあまり知らない。国や東京電力が臭い物に蓋をするように信用を落とすような事実を姑息に隠したがっているとしか思えない。ゆえに今回の「美味しんぼ 鼻血問題」は一種の情報であったと私はとらえている。
 科学的事実関係は不明であるという理由で弾圧されているが、まったく関連がないとは思えない。実際にそのような症状もあるなら隠されるよりもその可能性もあるという情報開示をすべきであると思う。
 以上より私は「美味しんぼ 鼻血問題」は風評被害を加速させる悪質的なものではなく、あくまで一つの情報としてとらえ、弾圧すべきものではないと考える。

投稿: 野菜生活 | 2014年6月 4日 (水) 16時30分

百人一首
福島第一原発の放射能汚染について漫画「美味しんぼ」の中で触れられているようで、それが風評被害に繋がり異論が出ているようだ。私は環境科学物質エネルギー分野であるので、化学的な観点からコメントしたいと思う。確かに放射能で汚染されているかもしれない。しかし、本当は私たちは日ごろから放射線と関わっているのだ。その良い例が「じゃがいも」である。私たちが日ごろから口にするじゃがいもは放射線によって処理されているものが少なくない。目的は芽を出なくするためだ。この処理によって人体に影響が無いことも化学で証明されている。ましてや、放射能汚染によって鼻血が出てくるなんてことはないらしい(教授談)。しかしながら、漫画というメディアによってこのような誤った知識が広まってしまうことは、とても悲しい。私は、なぜ筆者が「美味しんぼ」内でこの記述を行ったかを知りたい。そこを突き詰めると、おそらく政府高官が鼻血が多いと認めたことが関わってくると思うが、これに対しても追及する必要がありそうだ。いずれにせよ、化学的根拠が無い中で鼻血と原発を結びつけるのはいかがなものかと思う。

百武彗星
「美味しんぼ」の東京電力株式会社福島第一原子力発電所から100キロ圏において鼻血が多いという事実についてであるが、私は直接的因果関係は無いと考える。そして復興に向けて必死に頑張っている福島の人たちに失礼だと私は思う。科学的根拠が無いのにもかかわらず影響力のある漫画がこういった掲載をするのはどうかと思う。たしかに、表現の自由は認められているが、この掲載により風評被害として福島が経済的にも精神的にもダメージを受けたのは明々白々である。先日、とあるメディアで作者は「独自のルートで取材をし、今回のような掲載に至った。」と話している。また、作者は以前から熱烈な原発反対主義者であったことから、取材に偏りが無かったのかなどが甚だ疑問である。とにかく、今回の問題で最近下火になってきているが、原発事故による放射線汚染の人体・自然への影響を人の偏った考えなどではなく、早急に科学的に調べを進めていく必要があると私は考える。

投稿: 百人一首 | 2014年6月 4日 (水) 15時15分

政治学概論 宇治抹茶

作中でも「うっかり関連付けるのは危険ですね」などと書いておきながら、本筋では結局のところ、あたかも「下手に関連付けすると他の問題がでるから濁しているだけで福島では放射線の被害によって鼻血を出す人は多数いるという事実がある」かのように表現している。 事実を交えたノンフィクションのような作りで読者の捉え方を操作しているとみて取れる。 放射線や被曝が原因であることは未だ不明確であるが、高線量地帯に入ったが為そのような症状が出たというケースもあった。 しかしそのことを一般論のごとくに表現していることから、反論がでてきたのだと考える。捉え方がどうであれ、いくら表現の自由といっても事実を誤解したままでそれを事実であるかのように公開することによって読者はそのことを鵜呑みにしてしまう可能性がある。 『美味しんぼ』という漫画は元々食や食品に関する間違った知識や誤解を撒き散らしていたという問題も以前あったようだ。 鼻血などの症状は事実であるかもしれないが、放射線のせい、被曝のせいと断言はできない。むしろ一般的に指摘されているとおり、放射線の影響によるものとは考えにくいとされている。作者はこのことについてもっときちんと調べる必要があったと考える。

大原学園
確かに事実のような表現の仕方をしているが、一般論のような言い方で読者の危機意識をあおるような誘導であると断言できる証拠は現段階では存在していない。作者は読み進めていけば真意がわかるとし、連載元のスピリッツもそのような悪意に満ちたものであるとは言い切っていない。
間違った知識を流出していた過去は確かに存在するが、今回もずさんな取材の結果だと決めつけるのは安直ではないだろうか。これもまた推測の域を出ないが、作者は福島問題を風化させないためのひとつの手段として鼻血という表現を用いた可能性もある。
読み取る上で大切な部分は真相ではなく、福島への意識の再編なのではないだろうか。
またきちんと放射能について調べる必要があると述べているが、これだけ長い間メディアに鼻血表現への専門家のコメントが流れているにも関わらず、未だ放射能が原因だとする専門家もそうでない専門家も存在する。一漫画家が調査するにも限界があるだろうし、そもそも専門家すら正確に把握しているわけではない。それを理解したうえで作者の真意を追及していく必要性を感じた。

投稿: 宇治抹茶大原学園 | 2014年6月 4日 (水) 00時34分

討論者:情報打込、函館市民
美味しんぼの鼻血描写について函館市民さんと討論したが、おおむね二人の意見は一致した。まず、情報打込が作者の移住について指摘。たしかに作者である雁屋哲さんは現地取材も行っていたようであるが今現在も福島県に住んでいる人たちが中心に抗議をしているため1度行ったくらいでは、まともな取材ではない。まして普段お気楽にオーストラリアで生活している作者が、今もなお苦労をしている福島県の方々においうちをかけるようなことがよく描けたものである。1年以上住んでから描くべきだと考える。函館市民さんは放射線と鼻血に関して医学的根拠がないことを指摘。実際に作中でも医師が「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません」とフォローをしているが逆にそんなことを描くなら鼻血の下りが必要であったか疑問に思う。また福島よりも放射線量の高いソウルや香港でも同じことが起こっているのか?まったくそのような話は聞いたことがない、とのことであった。それを受け情報打込は宇宙飛行士や飛行機のパイロットのほうが放射線を浴びているという話も聞いたことがありその人たちがみんな鼻血に悩まされているかといえばそうではない。確かに雁屋哲さんは何らかの健康被害があったのかもしれないけど、それは思い込みが原因であったり、取材で足を踏み入れた居住できない所に行ったのが原因だったのかもしれない。そのイレギュラーをあたかも日常で起きている出来事のように表現していることに問題があるとおもう。あまりこういうことは言いたくはないが、この作者はちょっとおかしいのだと思いました、とのことであった。二人の意見はどちらも作者を批判する立場であることを確認し討論を終了しました。

投稿: 情報打込 | 2014年6月 4日 (水) 00時28分

美味しんぼ〜福島の真実編〜によって風評被害等が出て福島の復興を妨げるから即刻謝罪を要求するということは間違いであると思う。確かに今回の件で福島産の食品が売れ残ったり 、旅行の取りやめを決めた人などがいるという。確かにそれは復興を遅らせ、あまり良くないことに見える。
しかし、原作者である雁屋哲さんは実際に福島に赴き、取材の上で今回の話を考えたという。よって、嘘を書いているとは一概には言えない。また、放射線と鼻血は直接因果関係があると医学的に証明されているわけではないが、福島やチェルノブイリにおいて、原子力発電所の事故後に鼻血を出した人が多くいたという。雁屋さん自身は取材に行った際に自分たちのグループにいた人が何人も鼻血を出して止まらなくなったということが今回の描写に影響を与えたようである。ちなみに、事故後の2,3年くらいの時間では環境は回復しない。20年以上たったチェルノブイリでも今だに立ち入りに制限がある。
したがって、今回の騒動で美味しんぼが悪いとは思わない。ただし、日本政府はチェルノブイリを踏まえて、正しい選択をしていただきたい。
参考URL
http://nichigopress.jp/interview/【ルポ】原発問題を考える/51415/

投稿: 会社家畜 | 2014年6月 4日 (水) 00時10分

HN【会社社畜】の、美味しんぼ〜福島の真実編〜に対する意見を読んで、概ねは私も賛同できる。つまり、安直に表現を規制するべきではない、と私も考える。私は、情報の発信元に責任を問うのではなく、受信者に責任を問うべきであると考えるので、情報の発信元に責任を問うている【会社社畜】のその点に反論したい。
そもそも情報とは、他者を著しく貶める目的のものでなければ自由に発信されるべきで、それを他者が阻害するべきではない。故に発信者の手によってバイアスのかかった意見が発信される恐れがあるが、恐れがあると言い制限を加えては、言論統制とも取れる暴挙であろう。ただこのままでは、正確な情報も、バイアスの加えられた情報も無秩序に氾濫し、何事における判断もスムーズに行えなくなってしまう。そこで受信者が自らの知識や経験則を用いて、加えられたバイアスを排除する必要がある。つまり今回の話に置き換えれば、美味しんぼの作者は何ら攻められる道理はなく、表現に規制を加えるべきではないと考える。今回の件で学ぶべきは、むしろ不用意に騒いだ側であり、個々人が正確な情報を仕入れ、正常に判断すれば作品の内容が如何な物であってもここまでの騒動にならなかったはずである。
冒頭でも書いたが、【会社社畜】とは結論を同じくしており何ら反論はない。繰り返すが、過程に差異はあるが、私自身も表現の規制には反対である。

投稿: 遊戯破壊 | 2014年6月 4日 (水) 00時09分

美味しんぼ〜福島の真実編〜について、内容があまりに偏重しているというような理由で表現を規制するべきではということが言われている。確かに取材に基づいているとはいえ、医学的に根拠のない内容などで読者に誤った認識を与えるのは良いことではないかもしれない。しかし、私は安直に表現を規制するべきではないと考える。
何故ならば、漫画は読みたい人が自らの意思で読むものである。よって、そこになにが書いてあろうが読まない人にとっては今回のようにテレビなどで取り上げられなければ知りもしなかったのではないか。今回の一件だけで表現を規制することは流石に言い過ぎである。むしろ、もっと規制すべきはテレビなどの偏重報道ではないのか。テレビは生活するうえで、もはや必須のものといえるだろう。家に居るときはとりあえずテレビをつける人も多い。それなのに偏った、知りたくもないようなことばかりやっているのは気のせいか。身内で盛り上がってるだけの面白くないバラエティや外国などの興味の惹かれないニュースを垂れ流している方が美味しんぼの件よりも問題だろう。
話がそれてしまったが、漫画等の表現の自由を改め規制するということは日本の漫画文化を否定し、衰退させることにほかならないだろう。したがって、私は表現の自由を規制することに反対である。

投稿: 会社家畜 | 2014年6月 4日 (水) 00時08分


美味しんぼ問題における風評問題 虎視眈々

美味しんぼの鼻血描写が問題になっていることは周知の事実である。ここで何が問題なのかということに改めて着目する。1点目は主人公の山岡らが鼻血を出す等の症状を訴えたことについての放射能の影響に依るものとする学術的根拠があるのかどうか。2点目は以上の描写による福島に対する差別や偏見、風評被害に繋がること。3点目は作者の表現の自由にかかわる問題である。一般的に指摘されるとおり放射能の影響によるものとは考えにくいとされている。マンガ『美味しんぼ』では、第69巻の曲がったきゅうりについての描写など、過去にも専門家からの批判や指摘を受けている描写が複数ある。上記でも述べたように美味しんぼでは過去にも問題を指摘されているが何度かの休載を経て、作者の雁屋哲氏は連載を続けている。今は休載しているがこれも「『美味しんぼ」の休載は、去年から決まっていたことです」「今回色々な方が編集部にご意見を述べられていますが、そのようなことに編集部が考慮して、『美味しんぼ』の休載を決めた訳ではありません」と述べている。(『雁屋哲の今日もまた』「色々と(2014-05-22)」(http://kariyatetsu.com/) いくら表現の自由と言っても事実を誤解したままでそれを事実のように描き公表することによって読者はそれを鵜呑みにしてしまう恐れがある。それによって風評被害が生まれていくことが予測された上での表現の自由が認められてよいはずがない。

これに対しての反論 宇治抹茶

まず、「主人公の山岡らが鼻血を出す等の症状を訴えたことについての放射能の影響に依るものとする学術的根拠があるのかどうか」ということだが、結局のところ放射線や原爆と鼻血が関係しているかしていないかというのは、どちらの意見にも支持している専門家がいるため、このことは正確なことは断言できない。しかしながら、あれだけの原爆事故であるが故、全く被害がないということのほうが不自然である。鼻血が被曝と関係あるのか不安に思っている人は確実にいるわけであり、原因が不透明なままではこの話題を繰り返すだけなので、それは絶対間違いだと断定できる人間がいるのなら、むしろその根拠を証明していただきたいものである。「福島に対する差別や偏見、風評被害に繋がる」とあるが、これらはあくまで、「本当は怖いけど自分では防御行動も取れないし気付かないふりをしよう」と現実を見たくないが故の意見である。あくまで丁寧に忠告として気をつけよう、とのであり、これらは差別や偏見には繋がらない。さらに事実を誤解したまま表現の自由が認められないということについてだが、現に作者自身の現地での取材のもと、福島の人たちの声を代弁している描写もあり、これは読者側の捉え方の問題であると考える。

代表者 宇治抹茶

投稿: 虎視眈々、宇治抹茶 | 2014年6月 3日 (火) 23時41分

政治学概論 課題
紅茶花伝

私は、美味しんぼの原作者である雁屋さんに表現の自由が保証されるべきであると思う。今回の事案において、メディアの報道通りに実際に過剰な反応を示している人は私の周りには少数であるし、大手メディアが取り上げることでいかにも社会全体が批判をしているような風潮になっているのではないか、というように思った。また、原作者の雁屋さん本人が実際に原発の敷地内に入って取材を行っており、その時の実体験及び、取材で得た生の声を基にしており、医学的根拠があるという人と、無いという人双方いるが、雁屋さん本人の体験をもとにしているのなら、表現の自由から、自らの漫画に描くのは許されるべきであり、むしろそのような症状が出る可能性があることは表現の自由という問題以前に社会が知っておくべきことであると思う。実際に福島県が発行元の小学館に「風評被害を助長する」として抗議したことに対して、県内の市民団体が「事実の歪曲であり、漫画上の描写は根拠のない風評ではなく、体験に基づく見解だ」という内容の抗議文を福島県知事の佐藤雄平知事に送っており、福島県としては漫画の描写に対して抗議をしており大きく取り上げられているが、もっと福島県の住人の意見も報道されるべきであると考える。

一長一短

自分は『美味しんぼ』の鼻血表現は表現の自由だと思う。問題になっているのは、鼻血を出した原因が残留放射能であるということを原作者が事実として漫画内で描いていることであり、この問題は突き詰めればそうした表現が事実か事実でないかということになる。この事実認定において考えなければならないのが、原作者の表現媒体が何であるかということだ。もちろんこの場合は漫画であるが、さらに有名で多くの人が知っている漫画であることも付け足したい。原作者は実際に福島に行き長期に亘って取材を行ってきたというが、その表現先は論文ではなくあくまで漫画なのである。現実(物語などの虚構ではない)のビデオ映像などがない限りノンフィクションである現実をあるがまま他者(漫画に対しては読者となる)に伝えるのは不可能なので、漫画である『美味しんぼ』ではノンフィクションを語ることは媒体的にできない。そもそもこうした騒動が起きたのは媒体に問題があったためであると思う。漫画であり、かつ有名であったこと。鼻血表現がなされた媒体が無名であれば大事にならずに終わっただろうし、雑誌や新聞記事で扱われれば発行されていなかっただろう。『美味しんぼ』自体今まで多くの極端な主張をしてきた漫画であることから、この鼻血表現はそうした極端な主張の一つとみてもいいと思う。

投稿: 紅茶花伝 | 2014年6月 3日 (火) 23時34分

春夏秋冬

今回の美味しんぼの鼻血描写に対する政府からの事実上の言論弾圧についてだが、パートナーと話し合った結果、賛成の立場をとることに至った。
大きな理由としては2つ挙げられる。一つは原発と鼻血には科学的な根拠が立証されていないためである。現在、専門家の中でも鼻血と原発に関係があるとは言われていない。実際に福島県に住む人々にこのような症状を発症させていたとしても、科学的に証明されていない以上このことが被爆の影響かどうかはわからない。筆者が現地で取材を行った上で描写したものとはいえ、学術的な知識を持たない一般の人々にとっては、鼻血と原発には深い関係があると捉えられてしまう可能性が高い。
二つ目に、知名度の高い作品にそういった描写をすることで、事実かどうかの関わらず大きな影響を与えるためである。読者の少ない本やマンガであればここまで大きな問題にはならなかっただろう。しかし、美味しんぼは20年以上連載の続いているものであるため、些細な記述であっても社会を動かすだけの大きな力になり得る。そういった内容を大衆性のあるマンガに描くことで、復興に向けて動き出している福島県に風評被害を与えてしまうことになる。
以上の理由より、今回の弾圧に関しては賛成する立場にたつ。

東西南北

今回の討論において、美味しんぼの鼻血描写に対する政府の事実上の弾圧が正しかったか否かという観点から話し合った結果、政府の対応は正しいものだったという結論に至った。
その理由として、マンガがノンフィクションであることが挙げられる。今回のように、実在する人物の実名を使用し、現実世界において社会問題として存在する事象をテーマとして扱っていることから、物語と現実の線引きが曖昧になり、読者がこのマンガの内容を読んで鼻血描写を含むこれらの事象が事実であると認識されるのは、学術的・専門的知識を持たない大多数の世間一般の者にとっては、ほぼ当然の結果であると考える。実際に福島で鼻血の症状がみられる人が確認されている事実があったとしても、鼻血と放射線の因果関係が不明であり、科学的に双方の関係性を肯定も否定もすることが困難な状態である内は、この描写は人々を混乱させる要因となるに過ぎず、明らかに福島の風評被害の助長へとつながる。
さらに、相手の意見としては、『美味しんぼ』は知名度の高いマンガであるため、この内容が事実かどうかは別として、作者はこの描写が社会に与える影響の大きさをもっと自覚するべきであったという意見も挙げられた。
これらの意見に互いに賛同し、上で述べたような結論に至った。

投稿: 春夏秋冬 | 2014年6月 3日 (火) 23時26分

札幌市民
「美味しんぼ」という漫画の中で主人公たちが東京電力福島第1原発を訪問した後に鼻血を出すという描写があった。統計的に見て他の地域より原発周辺に住む人の方が鼻血を出した数も多く、疲労を訴える人もたしかに多く出ている。しかしそれは、放射線と鼻血や疲労に関する因果関係は科学的には証明されていない。科学的に証明されていないのならば福島やその周辺に住む人々気持ちを考えると、その不安を煽るようなことは簡単にするべきではない。もしかしたら放射線によってこの症状が出ているのかもしれないという不安を読者に持たせたまま次回に続くというのは、「次回も読んでもらおう」という作者の意図もあったのかもしれない。もちろん憲法の第21条で保障されている表現の自由は大切だ。しかしながら、今回の原発事故は日常的に感じるが精神的ストレスや不安とは比べられないくらい大きいということは言うまでもない。表現の自由より原発周辺に住む人々の気持ちを汲むということの方が重要視するべきであったと考えるため、不安を煽るようなことを連載するのは避けるべきであり、科学的に証明されていない以上、原発付近に住む読者のためにも確実に不安を取り除く終わりにするべきである。


温故知新
「美味しんぼ」で主人公が東京電力福島第一原発を訪れたあとに鼻血を出す描写で議論されていることについて、作者の雁屋哲氏は自身のブログで「休載は昨年から決まっていたこと」と説明し、一部描写が賛否両論を呼んでいることが休載の理由ではないとしている。この一連の騒動で政府要人からは「美味しんぼ」への批判的発言が相次いだ。政府は原発事故の被害を受けた土地の買収費や住民の医療費などを試算しており、その被害が莫大であるから簡単には認めないためとされている。原発直後に、各国政府の避難勧告により日本に滞在していた外国人が日本から脱出し、日本政府も管理区域を設定し人々の出入りを禁止した。それほど放射性物質による被爆の危機が懸念視されているのである。福島県の調査により甲状腺がんが驚異的な発症率であり、チェルノブイリ原発事故では事故後美味しんぼ4~5年後に子供の甲状腺がんが増加しているという事実が存在しているものの、美味しんぼでの描写が現地で本当にあった事実だとしても、事故による被爆と鼻血との因果関係はない、という評価が出ている以上風評被害を起こすような表現はしてはいけないはずである。言い換えると福島県に住んでいる人たちを傷つけ、福島県は人が住めるところではない。ということを助長する形にもなりかねないであろう。

投稿: 札幌市民 温故知新 | 2014年6月 3日 (火) 23時04分

美味しんぼ〜福島の真実編〜によって風評被害等が出て福島の復興を妨げるから即刻謝罪を要求するということは間違いであると思う。確かに今回の件で福島産の食品が売れ残ったり 、旅行の取りやめを決めた人などがいるという。確かにそれは復興を遅らせ、あまり良くないことに見える。
しかし、原作者である雁屋哲さんは実際に福島に赴き、取材の上で今回の話を考えたという。よって、嘘を書いているとは一概には言えない。また、放射線と鼻血は直接因果関係があると医学的に証明されているわけではないが、福島やチェルノブイリにおいて、原子力発電所の事故後に鼻血を出した人が多くいたという。雁屋さん自身は取材に行った際に自分たちのグループにいた人が何人も鼻血を出して止まらなくなったということが今回の描写に影響を与えたようである。ちなみに、事故後の2,3年くらいの時間では環境は回復しない。20年以上たったチェルノブイリでも今だに立ち入りに制限がある。
したがって、今回の騒動で美味しんぼが悪いとは思わない。ただし、日本政府はチェルノブイリを踏まえて、正しい選択をしていただきたい。
参考URL
http://nichigopress.jp/interview/【ルポ】原発問題を考える/51415/

投稿: 民本主義 | 2014年6月 3日 (火) 22時28分

「『美味しんぼ』鼻血描写問題」に対する批判
HN:国民主権
 
近頃問題となっている、漫画『美味しんぼ』における放射能被爆と鼻血に因果関係を持たせる描写に対して、私は批判的な意見を持つ。
 いかに漫画と言えども、不特定多数の人々が読む、という前提で考えたとき、特に社会的問題を扱う場合にはマスコミなどと同様の責任が伴うものであると考える。それはしっかりとした根拠、取材によって構成されるべきものである。今回の例である、放射能被爆によって鼻血が出る、という症状は実際にあるものなのであろうか。
産経新聞(http://sankei.jp.msn.com/smp/life/news/140520/trd14052007430001-s.htm)
の記事によれば、放射線による急性障害の場合、骨髄の造血能力に障害が生じ、血中の白血球、血小板が減少することにより出血しやすくなるのだという。しかし、このような急性障害を引き起こすのは、およそ1000ミリシーベルトという凄まじい量の放射線を浴びてしまった場合である。福島第一原発の事故により、放射性物質の降下量が多かった地域でも、4か月推定の被爆量は最大で25ミリシーベルトであり、現場作業に携わった人の累計被爆線量でも、1000ミリシーベルトに達する人はいないという。
 以上のことから考えて、根拠のない憶測や想像で、大衆の考え方を左右するような表現を行うことは、許されることではないと考える。

HN:国民投票
2011年3月11日に発生した福島第一原発事故以来、近隣地域が放射線によって汚染された。現在も自治体による除染作業は進められており、この事故で被害者となった地域住民も、かつての街並みを取り戻すために様々な活動を行ってきた。福島県全体が一丸となって復興作業を推し進めているのである。このような活動のなかで、地域住民の放射線による身体的影響の調査も当然行われており、住民の健康面への不安に応える取組が実施されてきた。
今回の美味しんぼでの身体描写は、これら自治体・地域住民の復興に向けた努力を踏みにじるものであり、国内外から支援しているすべての人々の思いを、深く傷つける行為である。また、今回の件によって、ようやく落ち着いてきた福島県の農林水産業や観光業など各産業分野へのイメージを悪化させる可能性があり、深刻な経済的損失を与えることも考えられる。美味しんぼでの科学的根拠もない描写は、福島県の復興にかかわったすべての人々の思いと努力を無駄にしてしまうもので、総じて福島県への風評被害を助長するものであると私は考えます。表現の自由は憲法上ですべての国民に保障されている権利であり、美味しんぼでどのような表現を掲載しようが自由だが、だからといって何を書いてもいいわけではないだろう。自由な表現ができるからこそ、個人が責任を持たなければならないのであり、表現の自由の名の下に根拠の曖昧な情報をあたかも事実のように書くことは、あまりにも無責任であると私は感じました。

投稿: HN:国民主権、国民投票ペア | 2014年6月 3日 (火) 21時22分

「美味しんぼ問題について」
3303 (午後紅茶)
 今回の美味しんぼ問題について、パートナーの意見と同様に私は出版差し止めにすべきではないと考える。日本国憲法21条より「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」という規定より今回の問題は表現の自由を侵害してしまうことになる。もちろん漫画表現に関して、問題があれば、批判されることは当然である。しかし、直ちに差し止めや公開の中止をすることは、「表現の自由」の観点から、望ましくない。一方、「風評被害」「精神的苦痛」「名誉棄損」などで損害を受けた方に対し、出版社や作者などは真摯に向き合うべきなのは間違いない。
福島の原発問題は日本人にとって賛否両論に分かれる難しい問題である。だからこそ今回の問題が発生したのだろう。だが、今回、問題視されている話題は陰ながら誰しもが思っていたことではないか。その思いを代弁する形になったのではないか。実際、作者は二年近くに渡って福島に訪れて取材を行っていた。そうして作者自身の感じた思いが漫画を通して伝える形となった。今回は直接的にわかりやすく、福島の住民は中傷的に伝わる結果となってしまった。だがこの問題について福島の問題について改めて日本国民が考えることができたことでこの問題の重大さを再認識できたのではないだろうか。

                   
3355 山形県民              
「美味しんぼ鼻血描写問題に関して」
 
 漫画「美味しんぼ」の一部描写が福島第一原発事故に関わる風評被害を煽るとして、多くの批判を集めた。地方自治体の首長から国会議員までもが登場し騒動は大きなものに発展した。
 この一連の問題に対する個人的な立場を明確にすると、原作者に批判が集中する状態に非常に違和感を感じた。原作者である雁屋哲氏が信念を持ち描いているものであり、彼が世間に発信したい見解を自身の作品内で述べただけであると考える。発信側の立場となれば、自らが伝えたい内容に沿う形で情報を収集することは当たり前のことであり、地元住民の中に鼻血が頻繁に出るようになった人がいる(たとえ、そこに原発事故との科学的因果関係なくても)というのも事実なのだと考える。また、作者に対する批判と対立する形で、表現の自由の侵害であるという意見が聞かれた。この意見は、国会議員が騒動について言及した事でより激しく主張されたように感じられた。どちらかといえば、私もこの意見に賛成である。いくら世間で話題になっている事柄とはいえど、国家としての見解や否定的な意見が個人の表現に対して述べられるのは、民主主義国家としてあるべき姿ではないと考える。しかしながら、今回の騒動において最も大きな問題は受け手側にあったと考える。1つの漫画の中で原発事故に関する1つの見解が述べられただけで、なぜこんなにも混乱しなければならなかったのか分からない。多様な意見が同時に存在するのが民主主義なのだから、受け手側がしっかりとした情報リテラシーを持ち冷静に判断する必要があったと考える。「美味しんぼ」の描写だけが特別視された理由も分からないし、表現の自由などという難しい話に到達するまでもない出来事だったように感じる。

投稿: 午後紅茶、山形県民 | 2014年6月 3日 (火) 20時25分

西洋社会思想史 美味しんぼ問題  南部煎餅
 福島県にとって、復興のために一つになっている時に「美味しんぼ鼻血問題」による風評被害を受けるのは腹立たしく、それに影響を受ける観光・食産業は予約のキャンセルが相次ぎ、悔しくてやりきれないところがあるのではないだろうか。
私の身近なところに、双葉郡浪江町にB級ご当地グルメでまちおこしを行う団体「浪江焼麺太国(なみえやきそばたいこく)」がある。震災以前から「B級ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ」というイベントに参加し活躍していた。震災によって「街そのものが無い、いつも一緒に活動していたメンバーが行方不明」という状況でもなお、活動を続けている。表舞台では笑顔でも、メンバーの1人1人が住む場所や職、大切な人を失い、自分のことで精一杯のはずだ。そんな中、浪江町が復活するのを夢見て熱心にまちおこし活動をしているのだ。
この団体に限ったことではないが、復興活動をどんなに頑張っても、風評被害を受けてしまっては報われない。復興に頑張る人の心をくじいてしまう。築き上げてきたものを「美味しんぼの鼻血描写」一つで簡単に崩してしまったことが許せない。
一方で、「美味しんぼの鼻血描写」によって、「前双葉町長の井戸川克隆氏による被爆して鼻血がでるようになったのではないか」という福島市民の生の声を世間の人が知ることができて良かったとも思う。「福島の放射線と鼻血を関連づける医学的根拠がない」という医師の言葉や、人類は放射線の対処の仕方をしっかりわかっていない現状からすると、政府も放射線について明確なことも分からず、国民の混乱を招き復興を妨げないように情報を操作している可能性もある。もし、鼻血が本当に放射線による身体への影響であるならば「美味しんぼの鼻血描写」によって自分の身や親族など、大切な人の健康を守るために注意することができる。

反論 大判小判
風評被害によってある業界が経済的打撃を受けていることは伝わったが、その怒りの源である原因がどこにあるのかが明記されていない。また国家の陰謀論的記述もあるが、その根拠が示されていないため割愛する。
作者の誤解を招くような表現方法は確かに損害を生んだが、ずざんな取材から生まれた根も葉もないうわさだと断言できず、また現地の声を伝えているとの声もあるため、一概に作者に非があるとは言えない。不確定な情報の氾濫を巻き起こしたメディアに一番の非があると私は思うのだが、それだけ福島問題は根強く日本国民の意識の中で大きな問題としてあることが明白になったことが今回の騒動の根幹だと感じた。どの情報を信用し取捨選択をするかが個人に委ねられているためにおこった今回の騒動は、表現の自由と風評被害との対立を生んだため、情報発信するうえでの注意は個人レベルでも徹底する必要性を感じた。
「大切な人の健康を守るための注意」がもし福島関連の商品などの敬遠だとしたら論の矛盾が起きるが、その部分についてもう少し説明がほしいと思った。

投稿: 南部煎餅大判小判 | 2014年6月 3日 (火) 19時11分

代表者 『食欲旺盛』
わたしはこの問題は「風評被害である」と考えたのだが、この問題を友人と議論した時、2人の意見は見事に食い違った。しかし、最終的に行きついた結論である「福島県民を第一に考える」という点では合致した。以下はわたしの意見である。
この問題についてより深い部分で討論するには、福島において放射線量が原因で鼻血がでるという症状が多発しているかということを知る必要がある。このことについて調べてみると、国や都道府県ではこのような事実はないと発表しているのに関わらず、放射線が身体に悪影響を与えると考える意見が多いことが分かった。実際、3.11の原発事故が原因で福島から離れた人の数は決して少なくはない。もちろん、自分や家族などの健康を心配し、安全でいたいと思うのは当たり前のことであるし、仮に自分がその立場であってもそうするであろう。しかし現実をみてみると福島という大切な故郷を離れたくない、と現地で復興のために一生懸命頑張っている人は大勢いる。過去の辛い出来事を受け入れ、新たな一歩を踏み出すために努力をしているのだ。「美味しんぼ」の作者は、そんな福島の方をもう少し思いやった表現ができなかったのだろうか。このことを漫画の中で伝える必要はなかったのではないか。このことが原因で、体調の変化に対して不安になったり、恐怖を覚える人が増えないことを願う。


『田舎女子』
 「美味しんぼ」という漫画で、主人公の新聞記者が福島第一原発を訪れてからひどく疲れて理由が分からないのに鼻血が出ると、掲載された「福島の事実22」での描写が議論を呼んでいる。専門家は、「低線量の放射線と鼻血などの症状との因果関係は証明されていない」と放射線との関係を否定しているが、実際に原発事故の後、2011年の6~8月にかけて問診会を開いた際の訪れた人や、家族の3~4割は鼻血の症状があったそうだ。また、NPO法人、野呂美加代表はロシアのチェルノブイリ原発事故で被災した人々も同じ症状で、鼻血を良く出していたと語っている。実際に福島県に在住している人の話によると、「小学生の息子が1日に何回も鼻血を出すようになったり、遊びに出たら顔中真っ赤にして帰ってきたりした。でもそれを大っぴらには話せない」という話であった。
 専門家は関係ないと言っているが、実際に過去の原発事故の際に起きた症状が、福島の原発事故で起きた症状と同じということは、関係ないとは思い難い。まだ、私たちが知らないだけで、相談できずに悩んでいる福島県民はいると考える。メディアは真実を国民に伝えるものである。
 だからわたしは「美味しんぼ」は正しいと考える。

投稿: 食欲旺盛、田舎女子 | 2014年6月 3日 (火) 17時49分

平岸札幌

美味しんぼ鼻血問題は「美味しんぼ」の原作者の雁屋哲が作品の中で福島の放射能の影響で鼻血が出るということを描いたために、「風評被害だ」などという批判受け、それに対して言論弾圧ではないかという意見が出ている問題である。
 自分のこの問題の意見としては、言論弾圧だという意見に賛成の立場である。漫画の中では福島の現状を作者が実際に訪れて取材したことを描いているだけであるし、本編でも医師が「福島の放射線量とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません」という描写も入れているわけだから、特に問題はないと考えた。一見すると作者がどうとらえるかだから、福島の原発に近い人が放射線量の影響を受けてしまっているということを信じてしまう可能性があるから、事実かどうかわからないことなのにそのような書き方をした作者が悪いと思うが、漫画であることや本編でもフォローをいれていることなどを踏まえれば読者も冷静に考えて、あくまで筆者の考えだということは想像がつくはずであると思われる。そのため問題だと主張した人は冷静に考えればそれほど問題ではないと考えられたのではないかと思った。また、放射線の問題で考えれば福島の原発が放射能を本当に抑えられているか、汚染水の流出は本当に防げているのか、放射能は本当に安全基準値を超えていないか、超えていなければ本当に体に影響はないのかなどはいくら科学技術が進んでいても、確たる保証があるわけじゃないから筆者の一つの意見として主張しても何も問題ないと思うし、それが問題だというのなら、例えば医者が裏でもらっているお金について描写した漫画やドラマなどもそのようなことをしていない医者からすれば批判の対象になるだろうし、そのほかにも当人からしてみればそのとうりでなく描かれている漫画やドラマ、小説などがあると思うがそれの全部が全部問題にならいいのは、読者や視聴者があくまでその内容が一部であるとわかっているからではないかと考える。そのため自分は今回の美味しんぼの描写に対して弾圧するとすればそれは言論弾圧に当たると考える。

一所懸命
 
先日、ニュースでも取りあげられ話題となっていた、漫画「美味しんぼ」にて福島県を訪れた際に主人公が鼻血を出すという表現が、福島県への風評被害となるという問題について、政府は批判的な姿勢をみせ、コメントを残していますが、私は批判的にとらえていません。震災による原発事故から3年が経過し、少しずつ国民の記憶から薄れていっている中、福島に暮らしていた人々の苦労、受けた被害の甚大さを発信していくという意味においては、原発の被害を風刺的に表現することは必要であると考えます。
現在、もう福島県は安全であるかのようにされていますが、果たしてそうなのでしょうか。現に、福島に暮らしていた子ども達の甲状腺がんの発症、または疑いがあるとされている人数が、全国平均に比べ大幅に増加しているといった情報があります。また、1986年に旧ソ連で起こったチェルノブイリ原発事故の時には、事故後4~5年経ってから、子ども達の甲状腺がん発症が増加したというデータもある。つまり今後さらに被害が拡大する可能性は拭えないのである。
 また、今回のように漫画の表現を規制してしまうことは、表現の自由を侵害しているのではないかと考えます。フィクションであるからこそできる風刺的表現でもあると考えます。今回の件を通してみると、まるで政府に都合の悪いことは揉み消そうとしているようにとらえることもできてしまいます。今必要なことは政府の保身ではなく福島県が現在本当に安全なのか、復興支援や事故に対するきちんとした賠償、今後増加するであろう子供の甲状腺がんに対する医療ケアなどではないのか、と考えています。
 3年前の原発事故について記憶を風化させず、たびたびこうした議論を生み出すと言った点でも今回の美味しんぼのようなきっかけというのは大切であると考えます。漫画だけに限らず、言論、表現の規制はするべきではないと考えられるべきです。仮にその表現が風評被害が発生し福島県民が不利益を被ったとしても、実害を与えたのは東電、原発であり、今後起こりうる健康被害等を国民の認識からなくしてしまうことこそ一番してはいけないことであると考えられます。

投稿: 平岸札幌 | 2014年6月 3日 (火) 15時02分

投稿者:安全第一 春夏秋冬

安全第一

私は「美味しんぼ」の福島における鼻血問題は風評被害だと考える。
作中では福島にいたことで放射線を浴び、鼻血が出たと描かれている。
一方で、第二次世界大戦時に広島に投下された原子爆弾の影響では漫画「はだしのゲン」の中で主人公ゲンが放射線を浴びて鼻血を出すという描写がある。原爆が投下されたことで放出された放射線量は100~150シーベルトと推定されている。比較対象として摂取した食物から受ける平均放射線量は、日本人では年間約0.98ミリシーベルトである。
今回の原発の事故で放出された放射線量は様々な憶測が飛び交っているため定かではないが、原発施設は放射線が漏れ出さないように頑強に作られていることから、原爆よりも多くの放射線量が漏れ出しているとは考えにくい。
また、鼻血が出るという反応は放射線が原因だと特定しにくいのも理由の一つである。人間として鼻血をだすことは特に珍しいことではなく、反対に一年間の中で一回も鼻血を出さない人の方が珍しいことから、私は「美味しんぼ」の鼻血問題は風評被害だと考える。


春夏秋冬

漫画「美味しんぼ」で話題になった原発事故と鼻血の関係性についての問題だが、放射線と鼻血の関係性を科学的に見れば直接つながらないが、医学的に考えれば完全には否定できない現象であるという。「美味しんぼ」の原作者雁屋氏は自身の体験から今回話題になったシーンを描いた。しかし自身の体験を一般的なものとして発表することにいくつか問題があったのではないか。
東京電力株式会社福島第一原子力発電所周辺で鼻血を出す人が多いとの話が出ているが、もはや噂でしかないのではとの声すら上がっている。事実よりも又聞きした言葉の方が多く世間に広まっているのである。しかしながら実際に鼻血が出ても、状況によってそのことを声を大にしては言えないとの声もある。
原作者はその小さな住民の声を代弁したように思っているのかもしれない。ただ、「美味しんぼ」という影響力のある有名な漫画で表現したことにより、被ばくを連想させるような恐ろしいイメージを与え風評被害を助長してしまった。噂が大きな不安を招き、たとえ検査を終え安全確認が取れた魚でも、消費者にとってはなおさら手が出ない。
各地での正確な情報把握・伝達ができていないこと、影響力の認知が薄かったことにより、今回のような問題が浮かび上がったといえる。

投稿: 安全第一 春夏秋冬 | 2014年6月 3日 (火) 13時32分

投稿者:安全第一 春夏秋冬

安全第一

私は「美味しんぼ」の福島における鼻血問題は風評被害だと考える。
作中では福島にいたことで放射線を浴び、鼻血が出たと描かれている。
一方で、第二次世界大戦時に広島に投下された原子爆弾の影響では漫画「はだしのゲン」の中で主人公ゲンが放射線を浴びて鼻血を出すという描写がある。原爆が投下されたことで放出された放射線量は100~150シーベルトと推定されている。比較対象として摂取した食物から受ける平均放射線量は、日本人では年間約0.98ミリシーベルトである。
今回の原発の事故で放出された放射線量は様々な憶測が飛び交っているため定かではないが、原発施設は放射線が漏れ出さないように頑強に作られていることから、原爆よりも多くの放射線量が漏れ出しているとは考えにくい。
また、鼻血が出るという反応は放射線が原因だと特定しにくいのも理由の一つである。人間として鼻血をだすことは特に珍しいことではなく、反対に一年間の中で一回も鼻血を出さない人の方が珍しいことから、私は「美味しんぼ」の鼻血問題は風評被害だと考える。


春夏秋冬

漫画「美味しんぼ」で話題になった原発事故と鼻血の関係性についての問題だが、放射線と鼻血の関係性を科学的に見れば直接つながらないが、医学的に考えれば完全には否定できない現象であるという。「美味しんぼ」の原作者雁屋氏は自身の体験から今回話題になったシーンを描いた。しかし自身の体験を一般的なものとして発表することにいくつか問題があったのではないか。
東京電力株式会社福島第一原子力発電所周辺で鼻血を出す人が多いとの話が出ているが、もはや噂でしかないのではとの声すら上がっている。事実よりも又聞きした言葉の方が多く世間に広まっているのである。しかしながら実際に鼻血が出ても、状況によってそのことを声を大にしては言えないとの声もある。
原作者はその小さな住民の声を代弁したように思っているのかもしれない。ただ、「美味しんぼ」という影響力のある有名な漫画で表現したことにより、被ばくを連想させるような恐ろしいイメージを与え風評被害を助長してしまった。噂が大きな不安を招き、たとえ検査を終え安全確認が取れた魚でも、消費者にとってはなおさら手が出ない。
各地での正確な情報把握・伝達ができていないこと、影響力の認知が薄かったことにより、今回のような問題が浮かび上がったといえる。

投稿: 安全第一 春夏秋冬 | 2014年6月 3日 (火) 13時27分

安心安全

私はこの「おいしんぼの鼻血問題」に関して、批判的な意見を持ってしまう。この漫画が問題になっているニュースを見て、「原発の問題により鼻血が出てしまったのではないか」という印象を持ってしまったからだ。この漫画の作者は、福島の現状を世間に示したかったのかもしれない。しかし、この漫画のせいで私のように福島に対する印象が下がってしまったと言う人はいると思う。表現することは自由であり、私も世間に出す意見は人それぞれ自由だと思っている。ただ、今回は漫画で出してしまった。これがいけなかったと思う。漫画とは新聞や雑誌と違い、絵が載っている。この絵は読み手にとってよりイメージの強いものになってしまう。また、登場人物が実在する人物、風評被害という人々が少し神経質になっている問題を取り上げてしまった。これら複数の条件が合わさってしまって、このような大きな問題になってしまったのではないだろうか。
鼻血と原発の関係は医学的根拠がないと、漫画内や大事になってからの報道番組の調査で取り上げられた。原発事故が起こってから、まだ数年しか経っていない。浅い時間しか経っていないからこそ、今は何もなくても、もっと何十年と経ってからの被害を人々は知らず知らず恐れているのではないだろうか。表現は自由であり、鼻血が本当の事であるならば、それを公表するのもいい。しかし、きちんとした根拠を持ち、公表後の世論も踏まえて行動してほしい。今回のおいしんぼの鼻血問題は、人々の不安を助長させたのではないだろうか。


一極集中
 
私は、美味しんぼの鼻血問題についてあまり良い感情を抱かない。なぜならば、原発の影響により鼻血が増えるという医学的根拠や実際に原発によって鼻血が増えたという実証的データが少ないからである。このようなデータが少なかったり、データを漫画の中で示さないにもかかわらず、鼻血の話題を扱ってしまったことが今回の問題をここまで大きくしてしまった要因なのではないだろうか。また、フィクションの漫画にもかかわらず、実際に存在する双葉元町長を登場させ、すべて彼の口から語られたような形でノンフィクションのように漫画を描いてしまったことも問題であっただろう。以上な観点から私はあまり良い感情を抱かない。しかし、読者や日本の方々には漫画に描かれている表の面以外のことも考えてほしい。それは、その鼻血の場面を通して何を伝えたかったかということである。おそらく、東日本大震災から3年が経ち、震災当時のことや風評被害があったこと、現在の被災地の状況などを日頃から意識する人が少なくなったから、改めて読者に考えさせようと描いたのではないだろうか。また、福島原発周辺に住む人たちの体に異常はないか、しっかり国や市町村は早く調査をしろというメッセージであったのかもしれない。私は、先ほど述べた通り、この記事についてあまり良い感情は抱かないが、著者の表現の自由を認めてあげてほしいと思うとともに、これをきっかけに国民のみなさんに原発や震災のことについて考えてほしいと思う。

投稿: 一極集中 | 2014年6月 3日 (火) 12時34分

代表者:十人十色
討論者:行方不明・十人十色

行方不明の意見

 今回の「美味しんぼ」の表現の問題についてだが、憲法で表現の自由が保障されていることから、私は何一つ問題はないと考え、作者側の立場を擁護する。福島県では「美味しんぼ」の表現を風評被害だと決めつけているようだが、作者はあくまで周りの情報を頼りに自分自身の見解を述べているだけで、それが風評ではないかと批判するのはおかしな話である。事実として原発事故後は多くの福島県民が鼻血を流したという記録があり、放射能と鼻血には何か関係があるのではないかと推測するのは当然のことであり、福島で起きている現状と推測ではあるが、読者に投げかけてみることは風評被害だと捉えるのではなく、むしろ福祉まで起きている現実と向き合い、福島を救おうとしているのではないかと考えられる。実際、専門家達はある健康被害が発生したときに、それが被爆の影響があるのか無いのかといた断定は現段階ではまだまだできず、推測でしか判断できない状況が多々ある。つまり我々の知識ではまだまだわかり得ない部分もあり、「美味しんぼ」の表現が風評被害とは言えない。よって私は作者側の立場を擁護する。(468文字)

十人十色の意見

 「美味しんぼ」での作者の表現にまつわる問題について、私はこの表現には問題があると考え、作者を擁護できない。
 まず、基本的に原発で起きた事故後の周辺の様子についての報道は少なく、どのような環境であるのかよく分からない状況である。これは人間が立ち入ることができないため当然のことであり、現在でも検証が進んでいるような状態だからである。このような不確かな状況下で漫画のような不特定多数の人間が読むものに個人的な見解を真実のように載せることには問題がある。漫画の中には一部鼻血と原発事故の関連性はないかもしれないと曖昧にしている場面もあるが、あの程度のコマ数では「原発事故の影響で鼻血が出る」と思い込む読者も多いと思われる。
 表現の自由が認められていると言われているが、表現の自由にも限界がある。今回のような日本中が敏感になっている事柄について、当然のように書く作者の表現は安易に認めることができない。
 福島の現状については推測されたものが多く、いくら科学的な意見があったとしても実際の福島を理解していない段階で今回のような表現の仕方には問題があると考える。作者はこの内容についてもっと慎重に扱うべきであった。だが、ある意味で福島の現状についての検証が加速する起爆剤となったため、近い日に福島を正しい立場から把握できるようになる日を期待する。(564文字)

投稿: 十人十色 | 2014年6月 2日 (月) 19時57分

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