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「自民圧勝 ねじれ解消」という新聞各社の一面の見出し (その二 「ねじれ」は正しい

「自民圧勝 ねじれ解消」という新聞各社の一面の見出し (その二 「ねじれ」は正しい)

――話し言葉を書き言葉に挿入すること

 

 

ここで、「ねじれ」という概念とその用語法について述べてみよう。まず、概念について述べてみよう。衆議院と参議院の間に「ねじれ」があることは、憲法がそもそも想定していることである。「ねじれ」は存在しなければならない。二院制を採用することの目的は、一方の院の独走を抑制することにある。とりわけ、参議院の意義は良識の府として、衆議院の決定を大所高所から再検討することにある。両院の政党構成が同一であるならば、二院制を採用する意味がない。本来の争点であるはずであった「TPP参加」、「憲法改正」、「原発の再稼働」、「東京電力福島第一原子力発電所の廃炉問題」等に関して、両院がほぼ同一の決定傾向を持つとするならば、参議院の存立根拠に対して、疑念が呈せられるであろう。マス・メディアは「ねじれ」という言葉で表現される政治的事柄に対して否定的な意味づけを与えていたにもかかわらず、この事柄は肯定的な事態である。

 

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