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千葉県柏市以上の高濃度汚染地域の存在可能性――茨城県、福島県におけるホットスポットの存在可能性

20111014 千葉県柏市以上の高濃度汚染地域の存在可能性――茨城県、福島県におけるホットスポットの存在可能性

千葉県柏市において、「毎時57・5マイクロシーベルトの放射線量が測定された」。[1] 青森市の本日現在の放射線量は、毎時0.03マイクロシーベルトである。もし、この地域に人間が住めば、青森市の3年分の放射線量をわずか1日において浴びる計算になる。3か月で12ミリシーベルトを浴びることになる。明らかに、柏市は放射線管理区域である。

もちろん、柏市の全土ではないにしろ、放射線管理区域が存在する。そこにおいて、生活すること、つまり飲食を実施することや、睡眠を取ることは禁止されている。況や、そのような場所で栽培された野菜、穀物を摂取することは、膨大な放射性物質、たとえばセシウム137等を摂取することにつながる。

問題は、柏市だけに存在するのではないであろう。柏市は常磐線、つくば学園都市線上に位置している。この沿線には、東京大学等の研究機関が存在している。つくば市は、自然科学系研究機関が集合している。この付近は、比較的、放射線量調査が厳密に実施された地域である。

千葉県柏市は東京電力株式会社福島第一原子力発電所から約200キロメートル離れている。100キロメートルも離れていない茨城県、そして福島県にこのようなホットスッポト、あるいはそれ以上の汚染地域がない、とは考えられない。

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福島米からセシウム137等の放射性同位元素の検出ーー福島米は安全であり、政府高官は毎日食べるのであろうか。

20111015 福島米からセシウム137等の放射性同位元素の検出ーー福島米は安全であり、政府高官は毎日食べるのであろうか。

               

2011年の夏、以下のようなセシウム137等が、福島県に隣接する宮城県、茨城県から稲、米から検出された。

しかし、20111015日現在、福島県から二本松市の米を除き、セシウム137等は検出されなかったと言われている。福島県に隣接する茨城県、宮城県からセシウム137が検出され、二本松市を除く福島県のコメから、セシウム137等は検出されなかったのであろうか。そのようなことは常識に反している。[1] 福島県の米からもセシウム137等は検出されている。福島県福島市の米から、暫定基準値を下回るものの有意な数字が表出されている。福島市の米から、セシウム137とセシウム134の合計136ベクレル/Kgが検出されている。[2] その値は、暫定基準値500ベクレル/Kgを下回っているが、311以前の基準値100ベクレル/Kgを超えている。また、WHO基準値10ベクレル/Kgをはるかに超えている。また、セシウム137が検出されれば、ストロンチウム90の検出も予想されるが、福島県庁の公表結果からストロンチウム90がどれほど検出されたのか、されなかったのかという表示をそのホームページからは読み取れなかった。

 暫定基準値以下ではなるが、セシウム137等を含有した福島米は、安全であり、出荷可能であるのか。農水省等の政府機関の職員食堂では、福島産米は飲食されるのであろうか。政府高官は、セシウム137とセシウム134の合計100ベクレル/Kg以上を含有した米を毎日食べるのであろうか。


[1] 

場所

種類

      放射性物質

茨城県鉾田市

 米

セシウム134 

茨城県鉾田市

 米

セシウム137

宮城県丸森町

 稲       

セシウム

宮城県白石市

 稲       

セシウム

福島県福島市(旧小国村)

米   

セシウム134  

福島県福島市(旧小国村)

米   

セシウム137 

 質量 

  日付

典拠         

23ベクレル/Kg 

2011.8.19

産経ニュース

29ベクレル/Kg 

2011.8.19

産経ニュース

23.1ベクレル/Kg 

2011.8.13

河北新報

3.87ベクレル/Kg

2011.8.13

河北新報

58ベクレル/Kg  

2011.9.12

福島県庁

78ベクレル/Kg  

2011.9.12

福島県庁

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優先席ではなく、専用席の設置ーー日本文化の欠陥

電車では優先席がある。しかし、それは各車両で3-4席にすぎない。できれば、優先席だけではなく、専用席にすべきであろう。

 6席を専用席にすべきであろう。どんなに混んでいようとも、そこには妊婦、子連れ、障害者等の優先者がいなくても、健常者はそこには座れない席を作るべきであろう。どんなに混雑しても、そこだけは健常者は座ってはならない。満員電車であっても、後から障害者等が乗り込む可能性がある。

 日本人は奥ゆかしい。とりわけ、妊婦、子連れ者等は自己の存在だけで奥ゆかしい振る舞いをせざるを得ない。後から乗り込み、そこに座っている健常者に対して、席を譲れと命令することはない。しかし、欧州では当然のことである。障害者専用席に関して無知な外国人旅行者が座っていたとしても、あとから乗り込んできた障害者が障害者手帳を提示して、「どけ」と言う場面に遭遇したことがある。障害者といえども、外見上からは判断できない場合が多いからである。

 このような当然の権利を主張する欧州人に対して、日本人はその権利主張に関して曖昧である。健常者が障害者等の専用席に座ることは恥である。このような文化を形成すべきである。

追記

本記事は、2005年10月に下書きとしてそのままになっていた。記事すべてを検証しているときに、それを発見した。まだ、時事性を喪失していないので、そのまま掲載することにした。専用席は、未だないからだ。

 

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北海道東部沖の海洋汚染――北海道太平洋側の秋刀魚は大丈夫?

20111008 「北海道東部沖の海洋汚染――北海道太平洋側の秋刀魚は大丈夫?」

『毎日新聞』によれば、「福島原発100キロ海域、サンマ漁禁止」のようである。[1] しかし、福島沖だけではなく、三陸沖、そして釧路、根室沖の北海道東部の海域もまた、高濃度に汚染されている。[2] つまり、いままで安全とされてきた「北海道産」の海産物が汚染されている。もちろん、北海道西部、日本海側は現在、安全とされている。しかし、秋刀魚に限らず、北海道産と表示されるかぎり、北海道東部産の海産物が含まれている。

今まで、3月下旬から4月上旬にかけての北関東、東京、静岡のセシウム137、ストロンチウム90等による放射能汚染によって、その海域の汚染が問題になっていた。もちろん、この海域が絶対に安全であるという保障はないが、むしろ北海道東部海域、つまり北海道太平洋側の海洋汚染がより深刻である。4月から10月にかけてほとんどの放射性物質は南風に乗って北上し、北海道東部まで至っていた。そして、現在もまたセシウム137等は漏れ続けている。この海域もまた放射能汚染の可能性がある以上、秋刀魚漁は北海道東部海域まで慎重にならざるをえない。

また、10月8日現在、スイスの気象メディア社(Meteomedia AG)によれば、東京電力株式会社福島第一原子力発電所から放出された高濃度の放射性雲は、その大半が太平洋へと拡散している。しかも、その一部は北海道東部沖へと流れている。[3] 北海道東部沖のサンマが放射能から無縁でありえようか。

さらに、サンマは北海道東部沖、三陸沖、福島沖を回遊している。福島沖100キロという数字はほとんど意味をなさないであろう。

北海道産の海産物は安全であるという評判は、覆されている。もはや、北海道産というだけで安全であるという神話は崩壊した。今後、北海道西部、あるいは北海道日本海側というブランドを確立すべきである。

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東京電力福島第一原子力発電所事故による海洋汚染――東京湾、三陸沖そして北海道沖までの放射能汚染

20111004 東京電力福島第一原子力発電所事故による海洋汚染――東京湾、三陸沖そして北海道沖までの放射能汚染

東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故は、恐ろしい結果をもたらしている。海洋汚染である。事故当初、セシウム137、プルトニウム239、ストロンチウム90等の放射性物質の大半が陸上ではなく、海上に流れたことは周知のことであった。それにより、南東北、関東を除く大半の居住区が汚染から免れた。

しかし、ASRからの情報によれば、北海道沖から三陸海岸、東京湾周辺まで、広範囲に汚染されている。[1] もちろん沿岸だけではなく、太平洋のかなりの部分が汚染されている。ただ、この汚染地図によれば、中部沖から四国沖にかけての汚染はかなり少ないようである。黒潮の影響であろう。

この海洋汚染を除去するためには、どのくらいの費用が掛かるのであろうか。想像もつかない。陸上汚染の除去だけで数兆円は最低でもかかるだろう。その数百倍の費用、つまり100兆円以上を要するのであろうか。

その費用が日本政府及び東京電力にないとなれば、もはやODA、政府開発援助などは停止したほうが地球のためになる。もはや自国の責任による環境破壊に対して対処できなのであれば、他国の事に関与すべきではない。


[1]

http://www.asrltd.com/japan/plume.php

このサイトが見にくい場合は、以下のサイトを参照することを薦める。簡単に海洋汚染の実態を認識することができる。

http://blog.asrltd.com/home/2011/8/11/fukushima-daiichi-radioactive-seawater-update.html

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