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東京への高濃度放射能汚染雲の襲来と、雨によるその地上への降下――政府高官は雨に当たらず、労働者は雨のもとで労働する

20110819 東京への高濃度放射能汚染雲の襲来と、雨によるその地上への降下――政府高官は雨に当たらず、労働者は雨のもとで労働する

 2011819日(金)、20日(土)、関東地方は雨のようである。また、スイス気象庁の情報によれば、東京電力福島第一原子力発電所からの高濃度汚染雲が、東京を含む関東全域を襲うようである。[1] この二つの予想が正しければ、関東地方の空気、土、そして水が放射能によって汚染されることを否定できないであろう。

 また、この雲は地上だけではなく、広く名古屋付近までの海上を汚染するであろう。海のセシウム137、ストロンチウム90等の汚染も確実であろう。もちろん、これらは雨の強度にも依存している。もし、大雨であれば、外部被曝の可能性を顧慮すべき程にいたるかもしれない。

 東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故から4か月以上も経過しても、放射能雲拡散予想は市民にとって最重要の課題である。にもかかわらず、日本国政府はその予想を公開していない。スイス政府からの情報が、唯一の頼りである。誰がこの予想を隠蔽しているのであろうか。おそらく、この隠蔽を決定した政府高官は、送迎車に乗り、雨にあたることはほとんどないであろう。電車から降り家路に向かう労働者、あるいは雨天のもとで労働することを強制されている市民のみが、この被害に会うであろう。同じ東京に住んでいても、大きな違いである。

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