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素人の常識と専門的知識――放射能拡散予想と生活防衛

20110821 素人の常識と専門的知識――放射能拡散予想と生活防衛

神奈川県川崎市大島局の環境放射能検査によれば、819日に、その値が通常値の2倍に上昇していた(0.05マイクロシーベルトから0.1マイクロシーベルト)。[1] それは、本ブログが同日予想していたことであった。その予想根拠は、スイス気象庁による高濃度放射性雲の拡散予想と雨の予想という二つの情報に依拠していた。もちろん、この値は3月下旬に比べれば、五分の一程度であり、健康には直接影響のないものであるかもしれない。

 私は放射能に関して全くの素人である。しかし、これくらいの予想は簡単に可能である。それは、市民の常識に属している。この常識が欠けている市民の多くが、当日セシウム137等の物質を吸引したはずである。もちろん、健康に被害のない程度かもしれない。しかし、明らかに健康によいはずはない。 しかし、問題は専門家がこの事実を知りながら、その周知を怠っていた。高濃度汚染雲が関東平野を襲い、雨が降れば、放射性物質が関東平野を襲うことは、十分予想であった。にもかかわらず、多くの専門家は、3月下旬と同様に、8月下旬でもこの予想をほとんど無視している。

 本当にこの程度の放射性物質は、健康に被害がないのであろうか。数か月経過した後、臍をかむことにはならないのであろうか。

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東京への高濃度放射能汚染雲の襲来と、雨によるその地上への降下――政府高官は雨に当たらず、労働者は雨のもとで労働する

20110819 東京への高濃度放射能汚染雲の襲来と、雨によるその地上への降下――政府高官は雨に当たらず、労働者は雨のもとで労働する

 2011819日(金)、20日(土)、関東地方は雨のようである。また、スイス気象庁の情報によれば、東京電力福島第一原子力発電所からの高濃度汚染雲が、東京を含む関東全域を襲うようである。[1] この二つの予想が正しければ、関東地方の空気、土、そして水が放射能によって汚染されることを否定できないであろう。

 また、この雲は地上だけではなく、広く名古屋付近までの海上を汚染するであろう。海のセシウム137、ストロンチウム90等の汚染も確実であろう。もちろん、これらは雨の強度にも依存している。もし、大雨であれば、外部被曝の可能性を顧慮すべき程にいたるかもしれない。

 東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故から4か月以上も経過しても、放射能雲拡散予想は市民にとって最重要の課題である。にもかかわらず、日本国政府はその予想を公開していない。スイス政府からの情報が、唯一の頼りである。誰がこの予想を隠蔽しているのであろうか。おそらく、この隠蔽を決定した政府高官は、送迎車に乗り、雨にあたることはほとんどないであろう。電車から降り家路に向かう労働者、あるいは雨天のもとで労働することを強制されている市民のみが、この被害に会うであろう。同じ東京に住んでいても、大きな違いである。

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未だに降下し続ける放射性同位元素--夏季休暇中の首都東京

セシウムが降る、時間を超えて。

セシウムが降る、空間を超えて。

東京の夏にも、降る。

20110815 未だに降下し続ける放射性同位元素

 東京電力福島第一原子力発電所事故から4か月以上経過している。多くの論者は、この事故は工程表通り、終焉に向かっているという。しかし、8月になっても新たに東京にセシウム137、セシウム134が降下している。おそらく、東京以外にも降下しているのであろう。検測地点は全国で47地点しか公表されていない。別の地点がホットスポットになっているのかもしれない。

 ここでの検測点は、201185日、新宿である。まさに、夏季休暇中の首都東京である。3月以前であれば、マス・メディアは大騒ぎであろう。しかし、このニュースは、ほとんど報じられていない。少なくとも、本州以外の地方都市に住む者は、この事実を知らない人が多数であろう。しかし、日本全国のどこかで、新たにセシウム137が降り続けている。[1]


[1]85日から6日にかけて、東京においてセシウム137とセシウム134の合計が、10 [MBq/km2]以上降下した。環境放射能水準調査結果(定時降下物)参照。http://www.mext.go.jp/component/a_mcsFiles/afieldfile/2011/08/07/1309512_080710.pdfenu/other/detail/__i

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日本国政府ではなく、スイス気象メディア社(Meteomedia AG)、ドイツ政府への感謝ーー惨めな日本人(三)

20110808 日本国政府ではなく、ドイツ政府、スイス気象メディア社(Meteomedia AG

への感謝

 日本は数億円かけて拡散予想システムを確立しているにもかかわらず、国民には隠蔽している。一部の有識者のみには伝えているのかもしれないが、国民全体に周知しないことには意味がない。先日の記事でも指摘したように、我々日本人は日本の避難に関する情報を、自国政府からではなく、外国政府から得なければならない。選択性納税制度によって、納入する地方税を居住する自治体ではなく、任意の自治体へと納税可能になった。それにらって、国税もまた選択できるようになれば、日本国政府ではなく、ドイツ政府に納税したいと考えている。もちろん、国税は、日本国の税であることは承知してる。しかし、日本国政府が日本国民を保護せず、これまで重大な時期に高度放射能汚染雲に関する拡散予想をしていただいたドイツ政府に感謝の意を表さねばならない。

 さらに、8月以降、その業務をスイスの一民間気象会社、スイス気象メディア社(Meteomedia AGが継承している。これこそは、企業のなす社会貢献の最たるものである。世界的に表彰されるべきである。

 自国に関する情報を自国政府が隠蔽し、他国政府が開示している。我々日本人は、朝鮮民主主義人民共和国の国民と同じである。惨めである。

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スイス気象メディア社(Meteomedia AG)による放射性物質拡散予想--惨めな日本人(二)

20110806 拡散予想

スイス気象メディア社(Meteomedia AGによる放射性物質

 ドイツ気象庁による拡散予想が現在停止されている。欧州主要国における東京電力株式会社福島第一原子力発電所からの放射性物質拡散予想はほぼすべて停止していると考えていた。

 しかし、捨てる神あれば、拾う神あり。スイス気象メディア社(Meteomedia AGが拡散予想をしている。

http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan.html

今後は、ドイツ気象庁でなく、このサイトを毎日みることにしよう。とりわけ、雨の日には必見である。もし、放射能雲と雨が同時に襲来すれば、その土地と空気が汚染される。この拡散予想を日本の気象庁がしないことは、その存在意義を喪失している。それは電源を喪失した東京電力福島第一原子力発電所と同様に、日本に害悪をもたらすであろう。

 

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ドイツ気象庁による拡散予想停止ーー惨めな日本人(一)

 20110803 ドイツ気象庁による拡散予想ーー惨めな日本人

ドイツ気象庁は、7月下旬に東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能雲の拡散予想をそのホウムペイジ一面から削除した。現在、日本気象庁を初め、政府機関による拡散予想は管見にふれるかぎりない。東京電力株式会社福島第一原子力発電所は現在小康状態を保っているが、もしそれが重大な事故を引き起こした場合、我々日本人は避難手段を欠くことになる。風上に逃げrことになるかもしれない。馬鹿げたことである。

 日本政府は拡散予想手段を有しているにもかかわらず、それを国民に提供していない。一部の政府関係者、及び政府が重要とみなした人間にしか提供していない。我々市民は、どのようにして避難、あるいは放射能からの逃亡を企図できるのであろうか。

 本来であれば、日本気象庁がすべき情報開示を、ドイツ気象庁に依存してきた。情けないやら恥ずかしいやら。惨めな日本人しか存在しない。自国政府から見捨てられた国民は、朝鮮民主主義共和国の国民を笑うことはできない。あの国の国民から笑われている惨めな日本人しかいない。

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