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放射性物質を含有した水道水摂取の防止のための提言

20110711

放射性物質を含有した水道水摂取の防止のための提言

放射性物質を含有した水道水を摂取したことで、体内被曝する可能性が懸念されている。浄水場から放射性物質、セシウム137等が検出されたというニュースが3月下旬に千葉等で発表された。この情報に基づき、東京、関東地方から2L入りの水が、スーパーマーケットの売り場から消え去った。今後もこのようなことが生じる可能はかなり高い。東京電力株式会社福島第一原子力発電所だけではなく、多くの原発が存在しているからだ。

ここでは、水道水からの放射性物質摂取を如何に防止するのかということについて考察してみたい。放射能に汚染された水は、どのようにして浄水場から実際の家庭の浄水口に至るのであろうか。それは個々の浄水場で異なり、浄水場から距離に応じて異なっている。

非都道府県庁所在地における放射性物質を含有した水道水に関して考察してみよう。非都道府県庁所在地は、都道府県庁所在地とは異なり、ほとんど放射性物質に関する検査をしていない。このような地方都市において、放射性物質を含有した水道水摂取を防止する手段はないのであろうか。否。厳密には不可能であるが、推定は可能である。以下ではその推定手段を考察する。

1、    放射性物質の飛散状況を推定する。この作業は、日本気象庁発表の風向き予想から可能ではあるが、専門知識のない市民には困難である。東京電力株式会社福島第一原子力発電所からの風向きによる高濃度汚染雲の飛散予想は、ドイツ気象庁の推定が現在では一番便利である。

2、    この推定に基づき、雨が降った時間を記録する。その地方における降雨は感覚的に確認可能である。雨が降らなければ、放射性物質の降下はそれほど心配する必要はない。

3、    通常、浄水場は河川から水を取得する。浄水場では15-20時間をかけて浄水される。この時間は各浄水場によって異なっている。

4、    浄水場から配水された水はすぐに家庭に届くわけではない。場所によって異なる。この時間はすべてコンピューター化されている。なぜなら、塩素注入の関係によって確定する必要がある。水道局に問い合わせれば、かなり高い精度、たとえば22-24時間という数字が示される。もちろん、浄水場から近い地域は数時間で到着する。また、曜日、時間帯等によって水道水使用量が異なるため若干の誤差は考慮されるべきである。

5、    この数字から推定されることは、場所によっては37-44時間、つまり一日半から2日にかけて降雨時間から上水口までかかる。

6、    この時間を考慮して、放射性物質を含有した水道水摂取を防止することが可能になる。取水から蛇口までの時間は、各人が情報を集積することによって推定可能である。

7、    これらの推定は、専門家によるものではなく、市民の常識に依存している。しかし、この常識に基づいてペットボトルから水を摂取すべきである。しかし、富裕な市民は毎日、ペットボトル水を飲んでいるかもしれない。各家庭で摂取する水は4人家族であれば、10L程度であろう。2L 400円程度の水、つまり毎日2,000円程度、月額60,000円程度、飲料水に金をかけることができる市民は、このようなことをする必要がない。

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