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ドイツ、フランス、オーストリア、イギリス、ノルウエーの気象庁等からの福島原発に関する放射性物質拡散予想

 6月30日現在、ZAMG(オーストリア国立気象学・地球力学中央研究所)、フランス放射線防護原子力安全研究所ともに、高濃度放射能雲の東京電力福島第一原子力発電所からの拡散予想を停止している。東京電力福島第一原子力発電所が危機的状況に陥れば、拡散予想を再開するとのことである。もちろん、日本の気象庁がやるべき仕事をしていないことが一番の問題である。

 また、東京電力株式会社福島第一原子力発電所が小康状態を保っているとはいえ、平時からすれば考えられないような放射性物質を大気と海に拡散している。

 ただし、DWD(ドイツ気象庁)のみが、拡散予想をしている。解説文が掲載されなくなり、残念であるが、最低限の情報を得ることができる。

 

1. ZAMG(オーストリア国立気象学・地球力学中央研究所)

http://www.zamg.ac.at/

現在では、最も信頼に足る情報機関の一つである。ただし、視覚情報的観点、サイト検索の複雑性から、ドイツ語に疎遠な方には勧められない。むしろ、ドイツ気象庁のサイトが便利である。6月1日をもってこの拡散予想は中止している。東京電力福島第一原子力発電所からの放出濃度が減少したからだ。

2. DWD(ドイツ気象庁)

http://www.dwd.de/ 

250メートルの高さにおける東京電力福島第一原子力発電所から拡散予想を実施している。その濃度は、その日毎における原発事故による放出された放射性物質の量に依存している。

毎日検索している唯一のサイトである。6月10日現在、本ホームページはこの拡散予想にのみ依拠している。

3. フランス放射線防護原子力安全研究所

http://www.irsn.fr/FR/Documents/home.htm

4. フランス気象局

http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/irsn-meteo-france_19mars.aspx

フランス気象庁のサイトは、3月初期の放射能拡散状況が詳しい。日本の気象庁が発表する以前に、情報提供を行った。3月の結果を多くの国民は、5月になって知った。無意味である。我々市民は、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の結果、避難するか否かを決断するための情報を欲していた。

5. Weather Online 社(ロンドンにある気象予報会社)

http://www.weatheronline.co.uk/weather/news/fukushima?LANG=en&VAR=zamg

基本情報はZAMGに依存しているが、視覚情報的見地から優れている。しかし、たまに更新されず、数日前の情報しか得られない場合もある。情報元が拡散予想を停止したので、この拡散予想も6月1日でもって終了している。現在、本ホームページはドイツ気象庁からの情報に依存している。また、再開される可能性もあるので、このまま、残している。(2011年6月15日)

 

6. ノルウエー気象庁

http://transport.nilu.no/products/browser/fpv_fuku?fpp=conc_Xe-133_0_;region=Japan

視覚情報的観点から優れている。ヨウ素131、セシウム137だけではなく、キセノン133 の拡散予想が掲載されており、有益である。4,5,6月には確認したことはない。毎日、確認するのは、ドイツ気象庁の情報で十分である。

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