« 馬鹿学者と馬鹿役人 | トップページ | 日付の変更 »

官僚的合理性――根源的議論なき文書的整合性だけを追求する馬鹿役人

20110425 官僚的合理性――根源的議論なき文書的整合性だけを追求する馬鹿役人

1年間に浴びる環境放射能は、1ミリシーベルトから20ミリシーベルへと変更されている。そこにおいて、どのような官僚的合理性も見出させられない。官僚に特有な前例踏襲主義すら、ここで放棄されている。20倍の基準変更にあたってどのような議論がなされたのであろうか。もし、20ミリシーベルト/年説が正しければ、311日以前に存在した1ミリシーベルト/年は完全に合理性を喪失する。

この変更によって、食物摂取における放射能基準も20倍に増大している。牛乳等の食品における317日以前の放射能基準は、10ベクレル/1Kg(セシウム137)、 10ベクレル/1Kg(ヨウ素131)であった。[1] しかし、牛乳等の食品における317日以後の暫定的放射能基準は、200ベクレル/1Kg(セシウム137)、300ベクレル/1Kg(ヨウ素131)へと変更されている。[2] 暫定基準値は、20-30倍に引き上げられている。

また、野菜におけるヨウ素131 の基準値も、100ベクレル/1Kgから、20倍引き上げられている。その暫定基準値は現在、2000ベクレル/1Kgである。

このような整合性は、官僚的合理性から当然引き出される。すべての暫定基準は20倍以上に引きあげられている。しかし、なぜ20倍にしなければならないのか、については議論されていない。

|

« 馬鹿学者と馬鹿役人 | トップページ | 日付の変更 »

馬鹿役人」カテゴリの記事