« 日付の変更 | トップページ | セシウム137入りの牛肉の摂取の可能性――福島県の計画的避難区域、避難区域の牛、北海道へ »

「震災当日、東電社長の輸送機が防衛省指示でUターン」――馬鹿役人は、国家の存亡よりも、目前の危機しか対応できない――経済産業省に対する防衛省の嫌がらせ

20110426

「震災当日、東電社長の輸送機が防衛省指示でUターン」――馬鹿役人は、国家の存亡よりも、目前の危機しか対応できない――経済産業省に対する防衛省の嫌がらせ

震災当日、防衛省事態対処課長によって、東京電力社長は、すでに搭乗していた自衛隊機から降りるように命令された。すでに出発したヘリコプターは小牧空港にUターンした。これにより、東京電力社長は、東京電力株式会社福島第一原子力発電所爆発事故への対応が遅れた。『産経新聞』(2011.4.26)によれば、「事態対処課長は統合幕僚監部などを通じ、空自部隊に清水社長を搭乗させないよう指示しようとしたが、すでにC130は離陸していた。ただ、離陸直後だったため、課長は即座にUターンするよう求めた。同機は離陸から約20分後にUターンし、12日午前010分ごろ小牧基地に着陸した」。[1] 

清水社長が自衛隊機を使用することは、経済産業省から許可を得ていたはずである。一民間人が理由もなく、自衛隊機を使用することを要請することはありえない。この経済産業省の要請を、防衛相は拒否した。馬鹿役人の考えそうなことである。防衛省が経済産業省の要請を否定しているにすぎない。

しかし、本ブログはこの末端の課長を馬鹿役人とみなしているのではない。彼は、北沢防衛大臣の命令に従ったにすぎない。「防衛省では同じ11時半ごろ、運用企画局事態対処課長が北沢氏に『東電の社長を輸送機に乗せたいとの要請がある』と報告。北沢氏は『輸送機の使用は(東日本大震災の)被災者救援を最優先すべきだ』と強調した。」[2] 馬鹿は、北沢防衛相である。この段階で彼もまた、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の危機的状況を知っていたはずである。知らなかったのであれば、馬鹿であり、知っていてそのような命令を出したのであれば、単なる経済産業省に対する嫌がらせとしかみなせない。東京電力福島第一原子力発電所の危機は、単なる日本の危機ではない。全世界に対する危機であることは明瞭である。少なくとも、3月中の欧米の新聞は連日第1面でこの危機を報じていた。誰が見ても、そうである。北沢氏の判断は、馬鹿げたものである。

『毎日新聞』(2011.4.26)によれば、この判断を枝野幸男官房長官は、「26日午前の記者会見で『防衛相の指示は妥当だった。自衛隊も、大臣の決裁を受けずに飛行機がいったん飛び立ったのは不思議だ』と述べ、自衛隊の行動に疑問を呈した。」[3] この判断は明瞭に間違っている。この期に及んで、枝野官房長官は、経済産業省の要請を防衛相の内規手続き違反とみなし、北沢防衛相を擁護している。馬鹿を二人も、しかも官房長官、防衛大臣という中心的閣僚として二人も抱える管総理も大変である。もちろん、このような馬鹿を任命した彼の責任は追及されるべきであるが、同情にも値する。馬鹿にかこまれて大変ですね、と。

|

« 日付の変更 | トップページ | セシウム137入りの牛肉の摂取の可能性――福島県の計画的避難区域、避難区域の牛、北海道へ »

馬鹿役人」カテゴリの記事