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東北日本、北日本の放射能汚染--日本の主食、米の放射能汚染

20110422 東北日本、北日本の放射能汚染

オーストリア国立気象学・地球力学中央研究所(ZAMG)、ドイツ気象庁(DWD)によれば、2011423日(土)、24日(日)にかけて、東京電力株式会社福島第一原子力発電所からのかなり汚染された放射能雲が、東北地方、北海道地方を襲うようである。1

この意味は、単なる天気予報を越えている。まず、今後春から夏にかけて、風向きが北風から南風に変化する。風向きの基本方向に従えば、東京方面ではなく、仙台、札幌方面へと汚染された放射能雲が移動する。東北日本だけではなく、北日本の放射能汚染が問題になる。

この風向きの基本的変化は、東北、北海道という日本の穀倉地帯が放射能によって汚染されることを意味している。とりわけ、春から夏という季節は、日本の主食、米の生産時期と合致している。汚染の程度は、風向き、風力、東京電力株式会社福島第一原子力発電所からの放射性物質の拡散程度等に依存している。しかし、これらの地方の汚染が少なくとも考察対象になる。

主食はほぼ毎日摂取する。その累積放射性物質の量にも依存するが、内部被曝が真剣に議論されるはずである。誰もが、セシウム137、プルトニウム239等を根から吸収した米を食べようとは思わない。日本の穀倉地帯におけるセシウム137、プルトニウム239の累積量が今後調査されねばならない。セシウム137は筋肉に吸収されるので、問題ないという意見もある。しかし、それが体内に存在するかぎり、確実に放射能を出し続ける。健康に問題はないのであろうか。また、プルトニウム239は一度体内に吸収されれば、ほぼ死ぬまで放射能を出し続ける。健康に良いはずはない。まさに、人間は死ぬまで、それと共生しなければならない。

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http://www.zamg.ac.at/aktuell/index.php?seite=1&artikel=ZAMG_2011-03-30GMT11:

http://www.dwd.de/ 

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