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水道水からのヨウ素131の検出ーーセシウム137あるいは大気汚染可能性

 東京の水道水から、ヨウ素131が検出されたとして大騒ぎしている。あえて、ニュースソ―スを列挙するまでもない。それに対して、専門家がヨウ素131を体内に摂取しても問題ない、とういう発言をしているようである。確かに、ヨウ素の水道水混入問題に限定すれば、専門家の意見は正しいかの外観を呈している。

 しかし、水道水、あるいは野菜において、この放射性物質だけでなく、またセシウム137等は含まれていないのであろうか。放射性物質は、この二つに限定されるのであろうか。ヨウ素131が含まれているということは、その他の放射性物質が含まれている可能性を否定できない。もし、セシウムが体内に大量に摂取されれば、ほぼ100日以上の体内被曝にさらされる。

 また、現在、水道水、野菜の放射能汚染のみが問題になっているが、空気の汚染は問題ないのであろうか。土壌と水が汚染されているとするならば、空気の汚染もまた考慮の対象であろう。

 ヨウ素の体内摂取の安全性のみを基準とする現在の議論は、滑稽である。少なくとも、関東地方には、福島県とは比較にならないが、それに準ずる大気汚染が、3月15日等を含めて数日あったはずである。

 水は問題にして、空気を問題にしない現在の議論は、問題の本質から逸脱している。水が問題であれば、空気がそれ以上問題である。

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