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討論会ー近代社会の基礎づけ

前近代から近代への転換は、「重層的かつ分権的社会構造から、一元的社会構造への転換」と関連している。このことに関して、討論会を開催する。コメント欄に意見を募集する。期日は、8月3日までである。

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討論会ーー自由論

 近代社会において自由の原理が問題になる。このことに関して、討論会を開催する。コメント欄に意見を募集する。期日は、8月3日までである。

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本質と非本質ーー枝葉末節に拘る馬鹿ーー相撲界における賭博

 2007年6月25日、時津風部屋所属の新弟子が、親方、兄弟子等によるリンチで殺された。彼は、序の口力士、時太山(本名:斉藤俊)であった。それは、土俵上で行われた「かわいがり」であった。これは、時津風親方の個人的な事柄として処理され、NHKも放送中止とは、しなかった。

 2010年6月、ちょうど3年後には、相撲界で常識であった賭博行為に対して、NHKは放送中止を決定した。馬鹿げた選択である。相撲の本質を誤解している。相撲の本質は、制御された暴力にある。100キロ近い肉体を持った人間が、頭からぶつかり合うことに、相撲の本質がある。もし、この行為が土俵以外で行われれば、単なる暴行である。もし、素人が土俵以外で、あるいは土俵内であってもかまわないが、関取衆と本気でぶつかり稽古をすれば、その素人は、確実に死をむかえる。肋骨は折れ、心臓と肺に突き刺さり、息もできずに即死であろう。また、土俵上に投げ飛ばされれば、頭の骨は折れ、手足もほぼ完全に機能不全になるであろう。

 このような暴力が土俵上で統御されて行使される。相互に訓練された肉体が対峙することによって、相撲の様式美が完成される。ここに相撲の本質がある。この様式美を、単なる私的制裁、リンチに代えたのが、3年前の事件である。新弟子という素人とほとんど変わらない人間に対して、本気で制裁を加えれば、どのような結果をもたらすのかは、承知していたはずである。まして、彼は高校を2年で中退した17歳の青年であった。それに対して、NHKは放送中止には至らなかった。このような相撲の本質に対する冒涜に対して、NHKも民放もなんら実質的制裁には至らなかった。馬鹿である。

 本年の事柄は、NHKも含めたマス・メディアには、周知の事柄であった。今まで、知らなかったとすれば、ジャーナリストではない。しかも、人間が死んでいるわけでもない。土俵外の行為に対して、放送中止を決定した。土俵内の事柄、つまり相撲の本質的事柄に対する破壊行為を無視し、枝葉末節の事柄には、大げさに対応する。馬鹿である。

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