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個性、あるいはこだわり、そして頑固

 金使いが荒く、博打はなんでもござれ、借金もあまたあり、酒癖も悪い。家庭内暴力もまれではない。このような人間に対する社会的評価は、かなり低い。しかし、このような人間であっても、配偶者、あるいは恋人がいたりする。

 この恋人にとって、生活で苦労することは自明である。日常的には、楽しいこともあまりなさそうである。親戚からも、友人からも、別れろと催促されている。しかし、彼女にはその社会的評価が低い人間に対する何らかのこだわりがある。

 また、社会的にそれなり評価を受けている人間にも、そのような拘りがある。たとえば、日本のある学会において、ある論文を公表すれば、その学会から嘲笑を受けることが事前に了解されていても、そのような行為を止めることができない。このような衝動を抑えることが、自己の存在意義を否定することにつながるからだ。このような研究を他の学会、あるいは欧米の学会で公表すれば、日本の学会とは異なる評価をうけることもある。その拘りをなくすことは、その研究者の個性を破壊してしまう。

 しかし、このようなこだわりに固執することは、その人間の個性である。親戚内の評価、世間的評価とは別の基準をその人間が持つならば、それが個性である。

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