« 専門馬鹿と官僚制 | トップページ | 生得観念と平等主義的原理ーー初期近代の思想 »

馬鹿撲滅運動?ーー馬鹿のふりをして?

 呉智英が「馬鹿撲滅運動」を提唱していた。しかし、この運動にもかかわらず、馬鹿は繁殖している。近代社会が根本的に揚棄されないかぎり、それは無理であろうし、近代の揚棄も可能とは思われない。

 このごろ、馬鹿は自覚的に馬鹿を装い、自己の隠された利益を追求しているように思える。馬鹿のふりをして、正確には局所的正義を主張しながら、隠された別の自己の物質的正義を追究しているように思えてならない。もちろん、その局所的正義に追随しているのは、本当の馬鹿であるが・・・・。

 馬鹿を相手にするのは疲れる。しかし、繁殖した馬鹿を相手にしなければ、仕事にならないのもまた事実であろう。どのようにすれば、この円環構造から逃れられるのか、思案している。

 

|

« 専門馬鹿と官僚制 | トップページ | 生得観念と平等主義的原理ーー初期近代の思想 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事