« 近代における初期近代と後期近代の時代区分 | トップページ | 討論会ーー世界観 »

共生ーー喫煙者と非喫煙者

 個人の恣意的自由は他者の自由を侵害しないかぎり、承認されるべきであるという思想がある。少数者の権利は多数者によって侵害されてはならない。社会を多数派の思考様式によって一元化してはならない。「清潔」な社会は、人間抑圧的である。しかし、近代社会はある原理によって社会を一元化しようとする。学問もまたそうである。市場原理によって社会を一元化しようする。共生という概念は知的障害者と健常者との共生として1950、60年代北欧で広まり、米国を経由して日本に輸入された。しかし、現実において共生はほとんど不可能になりつつある。嫌煙権運動は喫煙者と非喫煙者との共生をなぜ指向しないのであろうか。

|

経済・政治・国際」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/126848/41728211

この記事へのトラックバック一覧です: 共生ーー喫煙者と非喫煙者:

» 西洋文明の常識 序 章/目次 [晴耕雨読]
西洋文明の常識 森川 明氏著 西洋文明の本質をえぐり出し、アジア文明の特質をきちんと掴んだ素晴らしい論文です。 日本政府は英語教育にご執心のようですが、欧米諸国の人々が、日本語を勉強してこの論文を読んだほうが、彼ら自身及び世界のために数倍役に立つでしょう。 そう遠くないうちに、アニメファンだけではなく日本語勉強熱が欧米諸国に広まると予感しています。 西洋文明では制御不能の経済的災厄が間もなく襲ってきます。 西洋文明に激しく侵食されているとは言え、欧米諸国と異なる価値観を持っている先進国は唯... [続きを読む]

受信: 2008年7月 3日 (木) 23時31分

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。