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JTの馬鹿ーー競争原理はない

 JTの馬鹿について昨日も書いた。今日も書く。だんだん、怒りが増幅してきた。専売公社を民営化する際、競争原理が働くという呆けた言説があった。しかし、JRにしろ、JTにしろ、競争原理は働かない。JRにしろ、競合する私鉄があるのは、ごく一部である。鉄道に限定すれば、ほぼ独占している地域はかなりある。

 また、JTに関しても、国産たばこ会社が多数現れて、煙草の値段が値下がりしたのであろうか。また、政府運上金が増大され、国庫が豊かになったのであろうか。煙草の銘柄は減少して、「セブンスター」、「マイルドセブン」眷属のみが栄え、多くの特殊なーーしかし、絶対的な愛好者を誇っていた煙草が廃止された。少数の嗜好は、生産性の向上の犠牲になった。

 せめても救いは、JT子会社は毒入り餃子を販売したが、JTはまだ毒入り煙草を販売していないことであるが・・・。

 税金の関係で個人輸入の全面的自由化は、煙草の場合不可能であろう。しかし、考慮される時期にきているのかもしれない。

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JTの馬鹿ーー少数者の権利破壊ーーJ煙草銘柄の廃止

 JT日本たばこ産業(以下、JT)への逆風が吹いている。JT子会社の毒入り餃子販売事件では、親会社への避難も大きい。また、嫌煙権の確立により、煙草そのものへの批判もある。もっとも、本ブログは、煙草が個人の嗜好の問題であり、その公共的規制そのものに反対している。

 しかし、JTは煙草の嗜好性を破壊する愚策を強行している。個人の嗜好を一元化しようとしている。2007年度において多くの銘柄の廃止が決定された。「ミニスター」等の個性的な煙草を廃止した。これらの煙草は他のたばこでは代替が非常に困難である。たとえば、「ミニスター」は一箱30本入りという個性的な煙草であった。1本は短く、かつ細い。1本の煙草の吸う時間が短い多忙な労働者に愛されてきた。この煙草愛用者は、最近の10数年間1本当たりの税金が上げられ、一箱あたりの価格が390円という高価格になったにもかかわらず、その拘りを継続してきた。20数年前には、ほぼセブンスターと同価格であったにもかかわらず、税金支払いの増大にしぶしぶ応じてきた。

 このような一部で支持されてきた煙草を廃止することは、少数者の権利を侵害することにつながる。事実上、国産たばこはJTが独占的に販売しているからだ。JT以外の国産たばこ製造製造会社はないからだ。独占企業であるかぎり、競争はない。「ミニスター」と同様な仕様のたばこは現在販売されていない。

 JTは煙草という少数者に愛される商品を提供している。しかし、その煙草愛用者のなかでの少数者には配慮しないという特性を持っている。特殊な煙草愛用者という少数者の欲望を切り捨てながら、喫煙者という少数者の権利を主張することは、滑稽である。

 

 

 

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