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ベルリンのホテルーー豚肉とイスラム教徒ーー差別?

 ベルリン、そしてドイツはハム、ソーセイジの本場である。世界的に有名なハム、たとえばシンケン、ザラミ等は、ほとんど日本語になっている。このような著名なハムの多くは、豚肉から作られている。この豚肉を忌避しているのが、イスラム教徒である。敬虔であるなしにかかわらず、彼らは豚肉、及び豚肉から作られたハムを見ることすら、忌避している。たとえば、日本人は豚肉に対してアレルギーはないが、ウサギの肉、蛇肉に対してあまりよい印象を持っていない。たとえば、食事のメニューに蛇肉しかないレストランには、あまり行きたがらないであろう。

 このような食事に対しては、各国の習慣、宗教的事情が絡んでいる。ベルリンの中級、高級ホテルでも事情は複雑である。多くの世界からの旅行者は、ベルリンのホテルでハムを食べる。そして、多くのホテルは宿泊客に対して朝食をかなり安価でふるまっている。しかし、その肉類、ハム類の多くは、豚肉から作らている。本当にうまい。

 しかし、多くのベルリンの中、高級ホテルの朝食の場所で、イスラム教徒をほとんどみかけることはない。もちろん、五つ星のホテルには宿泊したことがないが・・・。これは、差別であろうか。イスラム教徒は豚肉追放運動をすべてのホテルに要求することができるのであろうか。そのような要求は、滑稽である。ベルリンのホテルの朝食から、全ての豚肉製品をなくすということは、ドイツの文化を無くすることである。そのようなホテルの朝食をイスラム教徒が忌避するだけである。逆にいえば、ベルリンのホテル業者は、イスラム教徒の宿泊客を減少させている。結果として、イスラム教徒はホテルで朝食をとることはほとんどない。この結果を彼らは、別に悲しんでいるようにはみえない。

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コメント

 今回のこのブログを読んで、自分たちが良くてやっていることが、他人からすれば良くないと思うことをやっているということが良くわかった。ドイツのソーセージは豚肉で出来ているし、また、それが文化であるのだから、イスラムの人々はそれを否定できない。ドイツの人々はイスラムの人々は豚肉を食べてはいけないということを知っていれば、どのようにしてイスラムの人々に対してやっていくのだろうか。ちょっと知りたくなってきた。
 これは、何もドイツとイスラムだけの問題ではない。ほかの宗教を考えてみると、例えば、ヒンドゥー教。ヒンドゥー教の人々は牛を神として見ており、決して牛肉を食べない。もし、彼らが日本に来て、牛肉入りのカレーや実際に牛が殺されているシーンを見たらどう思うだろうか。もし、自分が彼らの立場だったら何で?と思うだろう。
 しかし、ドイツのホテルでソーセージを出されても彼らは悲しまないと書いてあることから、イスラムの人々はほかの国に行くときは絶対に豚肉を使った料理が出ることを前提にして、いくのかもしれない。
 このようなことは、宗教的なことだけではないと思う。同じ日本でも、ウサギや鹿やいのししを殺して食べている所もある。それらを平気で好んで食べる人もいれば、嫌な人だっている。他にも、ある番組で、日本人が海外へ行き、一週間ほど滞在するという番組があるが、山奥で暮らしている人がよく、狩りでねずみや蛇をとり、丸焼きにしていたり、また芋虫を生で食べている場面がよくある。テレビで見ている限りでは、抵抗を感じるが、実際に現地に行くとそうではないのだろう。
 

投稿: 中華飯 | 2007年12月 3日 (月) 13時08分

 イスラム教徒の人々は豚肉を食べてはいけないということは知っていたが、ドイツで出されるウインナーは豚肉でできているという事は知らなかった。先ほどの記事にもあったようにイスラムの人々はドイツで出されるウインナーは食べることが出来ないし、なぜ豚を食べるのだと思う。しかし、イスラム教を信仰している人は世界ではごく一部であると思うし、ましてや豚を食べない人よりだったら食べる人のほうが圧倒的に多いだろう。ましてや、ドイツのウインナーは豚肉で作っていることを売りにしているのだったら、イスラムの人々は我慢をするしかないのではないのだろうか。
 このようなことは、イスラムだけではない。例えばヒンドゥー教。ヒンドゥー教は牛を食べてはいけない。そのような人がカレーに牛肉がはいっていたり、ステーキ、すき焼きを見たらどう思うだろうか。
 だから、いろいろな国でイスラムやヒンドゥーなど特定の肉を食べられない人に対して工夫をすればよいのだが、先ほどのドイツみたいになってしまうから、インド料理専門店みたいなところが増えれば大丈夫であろう。

投稿: 親子丼 | 2007年11月 8日 (木) 17時13分

興味深いコメントありがとうございます。参考にさせていただきます。おそらく、イスラム教徒は豚肉を食べること自体をおぞましくかんじています。欧米人が朝鮮半島における「犬食」をおぞましいと感じるように。ドイツの豚も、朝鮮半島の犬もここでは同一の水準にあります。それは自国の文化であり、それを尊重することは、差別ではない、というのがここでの趣旨です。
今後とも宜しくお願いします。

投稿: ichiro | 2007年9月 9日 (日) 20時44分

ご無沙汰しております。朝食における食用豚の問題ですが、昨今は菜食メニューは必ず用意されて居るので、それで対応することになるのでしょう。

イスラム教徒の朝食習慣は知りませんが、英国風ブレックファーストのように牛があれば良いとも思えません。

夕食は、都会なら飛行機のケータリングと同じく各宗教に合わせた食事が出来るので全く問題ありませんね。

そう言えば、ホテル朝食の中国人対策もあまり一般的ではないようです。

投稿: Pfaelzerwein | 2007年9月 9日 (日) 19時54分

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