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不偏不党と、新聞の言論機能

 新聞が言論機能を保持していることは明白であろう。単に報道機能しか有しないテレビ等とはこの点において異なっている。しかし、言論機能、すなわち現状に対して政治的、社会的批判を行使し、それに代わる何かを提示することは、特定の党派的利益を擁護することにつながるであろう。それが意図的ではないしろ、不偏不党ではありえない。

 しかし、朝日新聞も含めてこれまでのマス・メディアの多くは不偏不党を社是、社の大方針と掲げている。社会の木鐸を自称するのであれば、言論機関としてしか自己を提示できない。にもかかわず、不偏不党を掲げることは自己矛盾的であろう。

 この点に関する討論会を企画したい。

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