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JR東日本の馬鹿ーー新幹線全面禁煙

 3月18日JR東が新幹線を全面禁煙にすると宣言している。これは愚かな愚策ーーこれ以上ない愚策である。

 そもそも、新幹線は分煙という思想を健康増進法以前から実現していた。喫煙車両と禁煙車両を別々にしていたからだ。おそらく、禁煙推進派の横槍、あるいは喫煙車両の通り抜けの際の受動喫煙、あるいは喫煙車両のデッキ部分のわずかな臭い等を理由として、喫煙車両を廃止したのであろう。しかし、それは分煙という健康増進法の立法趣旨を破壊し、近代における一元的思想を厳格に適用しようとする。それは、後期近代における多様性を破壊し、さらなる環境破壊につながるであろう。

 人間はそもそも厳格な一元的思想に対応できない。自家用車の排気ガスを吸引して暮らしている。健康増進法自身が一元的ではない。そこでは、すべての発色剤を否定しているわけではない。少しくらいはその適用を認めている。煙草は自家用自動車の排気ガスと異なり、地球オゾン層を破壊しない。しかし、自動車排気ガスは規制しようとしているが、廃棄しようとしていない。

 鉄道は自家用車や飛行機に比較して、環境破壊が少ないがゆえに、利用促進すべき存在である。しかし、環境破壊がゼロではない。より、少ないという思想を体現している。適当であるという曖昧な基準で、採用されているだけである。にもかかわらず、一元論的思考を実現し、多様性を破壊している。天に唾する行為である。旧国有財産を破壊している。多様な公共性を破壊する天下の愚策である。

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