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討論会の成果ーープロレタリアート的存在

 本記事に投稿ありがとうございます。プロレタリアートが初期近代において一部の階層であるのに対して、後期近代において社会全体をほぼ覆うようになりました。しかし、社会全体を覆うことによって本来、福祉の対象ではないはずの人間をその対象にしたり、あるいは過剰な福祉をもたらしています。たとえば、老齢年金を例にとれば、月額27万円という数字は珍しいものではありません。この数字は、かなり異常でしょう。若者の階層で月に手取り27万円という人が何人いるでしょうか。介護福祉士であれば、額面15万円、手取り10万円程度でしょう。月給15万円の介護福祉士が、月額27万円の高齢者を介護するという現象は、珍しくありません。

 このような過剰を引き起こす福祉の実態は、このまま推移するとは思えません。労働市場は需給関係が主たる役割を果たしています。福祉の実態は政策的判断と旧来の社会的意識によって決定されます。どのように推移するのか、今後の検討課題です。

 

 

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