« 人事と天命ーー大学教員の幸運と不運 | トップページ | 細木数子と近代合理性 »

大学教員の不幸と幸福

 大学教員への道における社会思想史専攻者と看護学専攻者の幸福と不幸について述べた。しかし、社会思想史専攻者はどのように逆立ちしても、看護学へと転向できないではないか、という批判を受けた。しかし、この趣旨は社会思想史専攻者でも、より売れ線の隣接学問分野への転向が可能だということである。経済思想史専攻者であれば、国際経済への専攻替えは可能であろう。隣接するより社会的需要の高い分野への変更である。

 かつて、戦前において、経済数学は数学原論よりもかなり水準の低い時代があったそうだ。食えない数学者が経済数学に大挙して、侵入してきた事例は著名である。このような学問水準の違いは現実にかなりある。市役所でもらってきたパンフをそのまま印刷してきたような研究論文は多々ある。そのような論文が研究論文として扱われている分野はある。

|

« 人事と天命ーー大学教員の幸運と不運 | トップページ | 細木数子と近代合理性 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事