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極端な二つの解釈ーースピノザとライプニッツ

43.u7

 スピノザとライプニッツと実体概念とその世界像における差異は、近代社会一般においてどのように反映しているのであろうか。そのどちらが近代社会に適合的な理論であろうか。ここでは、両者ともに、近代の二つの側面を反映していると解釈している。厳格に決定されるスピノザの世界像は、抽象化された人間が行為する領域においてのみ妥当するとすれば、それは理想化された公的世界において妥当するであろう。ライプニッツの理論は、個体主義的に行為する私的な市民社会の人間像を反映しているのであろう。もちろん、ここでの公的領域と私的領域は単純に政治的国家と市民社会の二つの領域と等置されることはないであろう。しかし、公的領域が私的領域からそのように映現しているのであろう。

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