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目端が利くこと?

 関西の日常用語に「先を見る」という言葉がある。自分にとって、不利益であることが予想される場合(たとえば、倒産寸前の会社の社員である場合)、その境遇から離脱することを言う。よく言えば、目端が利くということかもしれない。ただし、そのようなことをする人間は、信頼されないし、目先の損得にとらわれている人間が成長するはずもないでろう。すべての関係において、損得が優先されるのであれば、損を承知でする人間は馬鹿であろう。

 しかし、敢て敗戦覚悟でしなければならないこともあるであろう。誰かがやらねばならず、しかも損得からすれば、明らかに損の確率が高い場合、やはり「先を見ない」ことが、必要かもしれない。

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