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尻拭いとしての「街の活性化」という虚偽

 近代社会は多くの人の生きる基盤そのものを破壊してきた。その基盤を行政、社会が破壊しながら、それを塗布してきた。それを政策という。基盤を破壊しながら、その上部構造のみを行政によって修繕しようとしている。

 たとえば、街づくりという政策が流行している。しかし、街を破壊しながら、その廃墟の上に街づくりを行政が税金を投入して自らの仕事として推進しようとしている。街、とりわけ駅前商店街を破壊してきたのは、郊外の大型店舗である。そのために、郊外に大規模な道路を建設して、その大規模店の繁栄を手助けしてきた。その結果として、駅前商店がシャター通りになった。今度は、そのシャター通りを街づくりの一環として、税金投入によって活性化しようとする。

 これは、マッチポンプである。行政が自らの政策の結果におどろき、その尻拭いをしている。税金の無駄使いである。

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