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無能な永田議員と、そのメイル問題

リンク: @nifty:NEWS@nifty:永田議員の懲罰動議、速やかに結論の方針…衆院議運委(読売新聞).

 永田議員の辞職問題が世間を騒がしている。もちろん、本ブログでは、永田議員は議員辞職すべきではないとしている。国会質問の資料が問題になるならば、永田氏が依拠した資料ではなく、竹中大臣が依拠した資料ことそが、問題になるべきである。後者は、郵政民営化に際して、地方、とりわけ過疎地、僻地の郵便局の統廃合は行わないであろうとの見通しをしめしたからである。この資料こそが、国会で追求されるべきである。

 しかし、別の観点からすれば、このような偽メイルを信じた永田議員の政治的無能はここでも糾弾されるべきであろう。怪しい人間が出現するテレビドラマ、映画等において、どの場面を見ても、その怪しい人間が怪しいお金を受け取る場所は、料亭、あるいはホテルであるからだ。怪しい人間に献上する大金(レンガ=1000万円の束、数個)は、どの場面でも紙袋か、アタッシュケースに、入っている。それは、遠山の金さんの時代からそうである(尤も江戸時代には銀行振り込み制度はなかったが・・・)。通常、菓子折りに入った小判(現代ではおそらく、レンガ)が怪しい人間に手渡される。容易に国税庁、あるいは警察に証拠を残さないためである。銀行振り込みでは、容易に足が着くからであろう。

 このような映画、ドラマの場面は、おそらく日本人の脳裏に刷り込まれてる。にもかかわらず、なぜ、永田議員はこのような映画等を思い出さなかったのであろうか。この観点からすれば、おそらく彼には、懲罰という以前に、政治的無能というレッテルが貼られるべきである。このように、彼は自己の政治的無能性を謝罪するべきであろう。

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