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子供の否定--自己の否定

 子供を意図的に作らないという人生哲学を持っている人が増えているという。作らない理由は様々であろうが、その理由を単純化すれば、生活水準を保つためであろう。子供を作れば、自分の時間も減るであろうし、金銭もかかることは、容易に想像できる。また、生活水準を落とさないために、結婚しない男女もこの範疇に入るであろう。

 しかし、子供を生産しないという意思は、自己の存在を否定していることと同様である。なぜなら、自分という意識を持つ人間の背後には、2のn乗の世代にわたる子供の生産という人間的行為が横たわっているからである。数十億という人間の生産過程を経て、現在の自分が存在している。その生命連鎖を自ら破壊することは、自らの否定である。

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