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ニート論に関する中間総括

 しばらく、パソコンが使用不能な状況にありました。新規の記事は書いていませんが、ニート論にかなりのコメントがありましたので、ここで総括しておきます。

 ニートと社会国家、あるいは労働に関する記事ですが、そこには、義務教育、高等学校教育、大学教育論が欠けていました。学校は社会の鏡と言われていますが、おそらく多くの学校では、労働に関する講義、授業が欠けています。また、労働に関する専門高等学校、たとえば、商業高校、工業高校、農業高校は普通高校に比較して、偏差値がより低くなります。江戸時代における士農工商に倣い、「普商工農」と言われて数十年の月日がたっています。現在実業高校は減少し、普通高校に転換するか、あるいは廃校の憂き目にあっています。ドイツのように、職人教育が普通教育と同等の価値をもっているような社会のほうが、ニートを産出しないように思います。

 とりわけ、農業という原初的労働形式が、より低い社会的評価対象になっているように思います。なぜでしょうか。この点にもニート論の問題が伏在しているかもしれません。

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